宮根誠司さんや羽鳥慎一さんなどのフリーアナウンサーや濱田龍臣さんなどの俳優が所属する芸能事務所『テイクオフ』。
所属タレントは僅か10名と少数ながら、実力派タレントばかりのテイクオフに所属するためにはどのような方法があるのでしょうか?
この記事では、テイクオフのオーディション内容や応募方法、気になる倍率や事務所の評判も解説します。
どうぞ参考にしてくださいね。
Contents
テイクオフはどんな事務所?
テイクオフは、宮根誠司さんの事務所です。
2010年に元々宮根誠司さんのマネージャーをしていた横山武氏が代表取締役社長を務める会社として設立しました。
宮根誠司さんは所属タレント第1号であると同時に、共同出資者でもあります。
実は、宮根誠司さんが東京進出を果たした2010年にテイクオフへの移籍の裏で手を引いていた人物がいます。
それは、”芸能界のドン”ことバーニングプロダクションの周防郁雄社長でした。
バーニングプロダクションは、横山武氏の他にも有能なマネージャーは暖簾分けのようにして独立させています。
そして、その独立した事務所と共に企業集団バーニンググループを作り上げています。
宮根誠司さんのマネージャーをされていた横山武氏はかなり有能な方ということですね。
マネジメントに強い事務所と言えますね。
テイクオフは、設立してしばらくは宮根誠司さんだけの所属でした。
2011年からは宅間孝行さん(演出家・俳優・劇団主催者)を始め、所属タレントを増やしています。
テイクオフに所属するには?
テイクオフに所属するには、事務所を移籍して所属する方法しかありません。
残念ながら2023年1月現在、テイクオフは随時募集を行っておらず、過去にもオーディションを行ったことがありません。
現在テイクオフに所属している方は皆さん移籍で所属されています。
オーディションを行っていない理由は以下が考えられます。
- 2010年に設立されてから間もない事務所のため、新人の育成は行っていない。
- 少数精鋭事務所で現在の所属タレントには手厚いマネジメントを行っているので、人数を増やす予定がない。
現在の所属タレントがテイクオフに所属した方法は?
宮根誠司さん、羽鳥慎一さん、宅間孝行さんを例にあげて、所属した経緯をみてみます。
宮根誠司さん
引用:テイクオフ公式HP
1987年に朝日放送に入社し、2004年に同社を退職。
その後、フロム・ファーストプロダクションに所属し、2010年にフリーに転向しています。
横山武氏と共同で出資を行いテイクオフを設立し、所属タレント第1号になっています。
羽鳥慎一さん
引用:テイクオフ公式HP
1994年に日本テレビに入社し、2011年に同社を退職。
その後フリーに転向し、テイクオフに所属しています。
羽鳥慎一さんの移籍は、宮根誠司さんとの繋がりが大きいようです。
宅間孝行さん
引用:テイクオフ公式HP
1997年に劇団「東京セレソン」を旗揚げし、主宰を務めると同時に座付作家、演出家、役者も兼務されていました。
テイクオフ社長の横山武氏がこの劇団の大ファンで旧知の仲だったそうです。
劇団や俳優業が忙しくなりマネジメントが厳しくなったのを機に、横山武氏との繋がりで2011年にテイクオフへ所属しています。
事務所の移籍は概ね以下の方法で行われています。
- 他事務所からの引き抜き
- 芸能関係者とのコネクションを利用する
芸能関係者とのコネクトはとても大事なんですね。
どこでテイクオフにつながるかわからないので芸能関係者との関わりは大切にしましょう!
テイクオフのオーディション内容
テイクオフは過去に一度もオーディションを開催したことがなく、今後も開催の可能性は低いと思われます。
そこで今回は、テイクオフと同じバーニンググループのフロム・ファーストプロダクションのオーディション内容をみていきます。
フロムはテイクオフに最も近く、随時オーディションを開催している開放的な事務所です。
もしテイクオフがオーディションを開催することになったら、同じような流れになることが予想されます。
今のうちにチェックしておきましょう!
随時オーディションは以下の流れで行われます。
- 1次選考:書類審査
- 2次選考:面接(zoom)
- 最終選考:面接(本社)
ひとつひとつ見てみましょう。
①1次選考:書類審査
応募書類が審査されます。
※応募方法については後ろの章で説明します。
1次選考(書類審査)通過者のみに、1ヶ月以内に連絡がきます。
②2次選考:面接(zoom)
書類審査に通過すると、事務所から連絡が来て、面接への進みます。
面接はzoomで行われます。
面接では一般的に以下のような志望動機を中心に質問されます。
- なぜこの事務所に所属したいのか?
- この事務所に所属して何をしたいのか?
- 自分は何ができるのか?
- なりたい将来像は何か?
具体的な将来のビジョンがあると審査員の印象に残りやすいです。
面接前には受け答えがしっかりできるように練習しておきましょう。
またzoomで面接が行われる場合に気をつけたい注意点があります。
- ネット環境の安定した場所で行う
- 顔色が悪く見えないようにトップスはなるべく白色のものを着用する
③最終選考:面接(本社)
最終選考では審査員や社長と対面での面接を行います。
社長とは初めての面接になるので、2次選考でも聞かれた内容をもう一度質問されることになります。
面接のあとに実技審査をする場合もあります。
テイクオフのオーディション応募方法
応募方法についてもテイクオフと同じくバーニンググループのフロム・ファーストプロダクションをみてみましょう。
応募は郵送のみです。
13歳~18歳の男女(未経験可)
- 1ヶ月以内に撮影した写真(バストアップ写真と全身写真の計2枚)
- 履歴書
- 未成年の場合は、保護者の同意書
履歴書に記載する内容については、大手オーディションサイト「narrow」にWEB履歴書の見本があります。
そちらを参考にしてみてください。
参考:narrow公式HP
テイクオフのオーディション倍率
オーディション倍率についてもフロム・ファーストプロダクションを参考にして説明します。
おそらく倍率は約500倍になる可能性が高いです。
フロム・ファーストプロダクションでは2018年に大手オーディションサイト「narrow」でオーディションが行われています。
その時の合格者はたったの2人。
narrowのオーディションでは通常1,000人以上の応募すると言われています。
仮に1,000人応募して合格者2人だとすると、倍率は500倍ということになりますね。
テイクオフの評判は?
テイクオフの評判についての情報はありませんが、おそらく評判は良いと予想されます。
所属できればマネジメントに力を入れてくれるに違いないでしょう。
なぜなら、テイクオフは大手芸能事務所のバーニングの影響力の強い事務所だからです。
以前、所属していた田中みな実さんをテレビ各局が売り出しに協力していたのも事務所の力が大きかったからと言われています。
まとめ
以上、テイクオフのオーディションについて解説しました。
- テイクオフはバーニングプロダクションの影響力が強くマネジメントにも強い事務所
- 2023年1月現在、オーディションは行っていない
- 所属タレントは事務所を移籍された方のみ
- テイクオフの評判は良い
テイクオフは入り口が事務所の移籍という特殊な芸能事務所です。
現在はオーディションも行われていないので、所属するのはかなり難しそうですね。
移籍を考えている方は、何がテイクオフの所属につながるかわかりません。
当たり前のことではありますが、事務所に所属したら人との関係を大切にしましょうね。
憧れの芸能事務所で活躍できるように応援しています。
頑張ってくださいね♪