バーニングプロダクションは1971年に設立された古参の芸能事務所です。郷ひろみさん、小池徹平さん、内山有紀さん、藤あや子さんなど13名が所属し、事務所としては小規模なものの、実力のある人が多く在籍しています。
今回はバーニングプロダクションに興味がある方に向けて
- バーニングプロダクションに入るオーディション
- オーディションの倍率
- バーニングプロダクションの評判
を解説していきます。
バーニングプロダクションに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
Contents
バーニングプロダクションに入るオーディションはあるの？
そもそも、バーニングプロダクションに入るためのオーディションはあるのでしょうか？
結論から言うと、現在、バーニングプロダクションに入る常時オーディションは行われていません。
以前は系列の養成所に入るためのオーディションが行われていましたが、現在は養成所も動いておらず、オーディションも行われていません。
そうでもありません。
バーニングプロダクションに入る方法としては、以下の２つが挙げられます。
- 関連事務所に入り、移籍する
- ジュノンスーパーボーイコンテストで入賞し、スカウトされる
どちらも、確実に所属できるわけではありませんが、現時点で可能性があるのは上の２つだけです。そのため、以下ではこの２つの方法について解説していきます。
バーニングプロダクションの関連事務所にはどんなものがあるの？
まずはバーニングプロダクションの関連事務所について見ていきましょう。
代表的なものでは、
- レプロエンタテイメント
- テンカラット
- トヨタオフィス
- ゴールデンミュージックプロモーション
- エヴァーグリーン・エンタテイメント
- エーチームグループ
- イトーカンパニーグループ などがあります。
ここにあげたのは一例で、実際にはもっとたくさんあります。
優秀なマネージャーはバーニングプロダクションから独立して、新たに事務所を構えることが多いですが、それらが関連事務所としてバーニンググループを形作っています。
今回はこの中から、常時オーディションを行っていたテンカラット、トヨタオフィス、エーチームグループを紹介していきます。
バーニングプロダクション関連事務所とオーディションの内容
バーニングプロダクションにはたくさんの関連事務所があります。その中から、常時オーディションを行っている３つの事務所と、それぞれのオーディションの内容について説明していきます。
関連事務所の特徴
順番に説明していきます。
テンカラット
テンカラットは新人育成に積極的なことで知られています。オーディション合格後は１年の育成期間があり、その間は無料で定期レッスンを受けることができます。田中麗奈さん、井浦新さん、香里奈さんなどが在籍しています。
トヨタオフィス
トヨタオフィスはもともとはモデル事務所でしたが、現在はタレント部門が新設され、所属者は多方面に活躍しています。合格後はレッスン生になり、レッスン期間中のオーディションに受かると所属になります。
名前からトヨタ自動車を連想する方もいますが、関係はありません。トヨタオフィスの名前は社長の豊田耕三さんからきています。
矢田亜希子さん、夏奈さん、黄川田雅哉さんなどが在籍しています。
エーチームグループ
エーチームグループはエーチーム(俳優)、エープラス(モデル・タレント)、エーライツ(若手・子役)の３つの事務所に、養成所エーチームアカデミーを加えたグループです。エーチームには城戸祐次さん、青木健さん、酒井若菜さんなどが所属しています。
関連事務所のオーディション内容
それぞれのオーディションについて簡単にまとめていきます。
| 事務所名 | 応募条件 | 応募方法 | オーディション内容 |
| テンカラット | 10～20歳の女性
10～22歳の男性 |
|
|
| トヨタオフィス | 12～19歳の男女 | 履歴書と写真を郵送 |
|
| エーチームグループ | 4歳以上の男女 |
|
|
履歴書の種類に指定はありませんが、オーディション用の履歴書を使うのがおすすめです。20枚で1000円と高価ですが、身長や体重、好きな有名人など、他の履歴書にはないオーディション向けの項目があります。オーディション用の履歴書はAmazonで購入できます。
関連事務所については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる事務所があった方はぜひチェックしてください。
ジュノンスーパーボーイコンテストの内容
ジュノンスーパーボーイコンテストは女性向け芸能誌「JUNON」で行われているコンテストです。入賞者は芸能事務所からスカウトされることもあり、過去にはバーニングプロダクションに所属する人も出ました。
以下でコンテストの内容について説明していきます。
応募条件
12～22歳の男子
審査内容
- 一次審査：書類審査
- 二次審査：地方予選(集団面接、イベント選考)
- 三次審査：人気投票
- ファイナル：最終選考
ジュノンスーパーボーイコンテストは雑誌が主催しているためか、一般読者による人気投票も行われます。最終選考ではグランプリと準グランプリの他、一般ユーザーからの人気が最も高かった方にも賞が与えられます。
人気投票は紙面投票の他、JUNONの公式アプリ「JUNON TV」やライブ配信サービス「SHOWROOM」でも行われます。配信に慣れている方などは、面接よりもこちらの方がやりやすいかもしれませんね。
バーニングプロダクション関連オーディションの倍率は？
次にオーディションの倍率について解説していきます。関連事務所とジュノンスーパーボーイコンテストの倍率を見ていきます。
関連事務所のオーディション倍率
関連事務所としてテンカラット、トヨタオフィス、エーチームグループを紹介しましたが、どこも合格率は公表していません。そのため以下は推測になります。
まずテンカラットですが、少数精鋭型で一人一人をしっかり育成する事務所のため、合格率はかなり低く、最難関のひとつとされています。
次にトヨタオフィスですが、比較的合格率は高いと思われます。トヨタオフィスのオーディションはまだ歴史が浅く知名度が低いこと、合格後の待遇はレッスン生で、所属するためのオーディションは別にあることが理由です。
最後にエーチームグループですが、ここも比較的合格率は高いようです。こちらも合格者のほとんどが養成所のエーチームアカデミーに入学するのが理由です。
レッスン生になる場合や養成所に入学する場合は、即所属になる事務所と比べて合格率は高くなりやすいです。
テンカラットのレッスンは無料で受けられるため、合格率が低くなっているようです。
ジュノンスーパーボーイコンテストの倍率
次にジュノンスーパーボーイコンテストの倍率について見ていきます。こちらは応募者数と入賞者が公表されており、2021年は1万6622人応募で入賞者5人(3324倍)、2022年は1万5447人応募で入賞者5人(3089倍)でした。
最初の書類審査を通過できるのも1000人だけなので、書類審査で9割が落ちることになります。
しかしその後は人気投票のためのライブ配信などもあるので、自分を知ってもらいたい、ファンを作りたいと思っている方は、たとえ入賞できなくても良い機会になると思います。
バーニングプロダクションの評判は？
最後にバーニングプロダクションの評判について見ていきましょう。
たしかにバーニングプロダクションには「暴力団と関係がある」「社長と女優が愛人関係にある」「対立すると潰される」といった噂があります。しかし調べた限りでは証拠はなく、あくまで噂の域を出ないものでした。
ここでは噂の原因と思われるものを説明していきます。
まず、上でも説明したように、バーニングプロダクションは1971年設立の歴史がある事務所です。さらに関連事務所も多くあるため、芸能界での影響力は大きいと思われます。そこから「バーニングと対立すると干される、潰される」といった話が出てきたようです。
暴力団との関係については、2001年にバーニング事務所に銃弾が撃ち込まれた事件があり、それが原因ではないかと思われます。なぜ撃ち込まれたのかは分かりませんでした。
逆に良い評判としては、「バーニングプロダクションは所属者を大切にしている」があります。これは所属者が芸能活動を長く続けていることが理由となっています。
所属者が使い捨てのように扱われている場合、引退や移籍が起こりやすくなります。長くバーニングプロダクションで活動をしているのは、所属者にとって居心地のいい事務所だからではないかと考えられています。
おわりに
今回の記事では
- バーニングプロダクションに入るオーディションの有無
- バーニングプロダクション関連事務所の種類
- バーニングプロダクション関連事務所のオーディション内容
- バーニングプロダクション関係オーディションの倍率
- バーニングプロダクションの評判
について説明しました。この記事がバーニングプロダクションに興味を持っている方のお役に立てたなら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
