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歌手オーディションの書類審査とは?自己PRの書き方は?

歌手

オーディションの一次審査といえば、多くが書類審査です。
たとえどんなに才能があったとしても、面接にたどり着かなければその才能をアピールするチャンスを手に入れることができません。

書類審査の中で最も自分をアピールできるのが自己PRです。自分がどんな人間なのかを相手に伝えることができ、会ってみたいと思わせることができるのがこの項目です。こちらを重要視している審査員の方も多いでしょう。それは歌手オーディションでも同じです。

ここでは歌手オーディションの

  • 一般的な書類審査の内容
  • 書類審査の自己PR欄についての書き方

についてお話していきたいと思います。

 

歌手オーディションの内容は?

一般的な歌手オーディションは「一次審査(音源・書類)」「二次審査(面接・実技)」「最終審査」の流れで進むことが多いです。
場合によって、二次審査の面接や実技試験等が段階に分かれ、審査の回数が増えたりします。

歌手オーディションの場合は、一次審査に音源データを添付したり、実技では歌唱力を見られたりということがあるでしょう。

まずは一次審査の書類審査にて最大限に自己PRができるように、書類審査の内容を見ていきましょう。

歌手オーディションの書類審査とは?

書類審査の書類の内容は主に

  • 個人情報(氏名、生年月日、住所等)
  • 自己PR(趣味、特技等)
  • 志望動機

から構成されています。
書類審査を突破するためには、審査員の方に「この人に会ってみたい」と思わせるような書類を書くことがポイントになってきます。

それでは、中身を見ていきましょう。

個人情報(氏名、生年月日、住所等)

個人情報については、嘘を書かないことが大前提です。
生年月日や住所だけでなく、身長や体重などについても聞かれる場合があります。
よりよく見せたい気持ちもわかりますが、ここは正直に書きましょう。

自己PR(趣味、特技等)

自己PRとは「自分の強みをアピールする」ことです。
趣味、特技、長所も伝え、自分を売り込んでいきましょう。
人間性も評価ポイントになるので、自分の良さを言葉で伝えることが重要になってきます。

関係者
関係者
こちらについては、後ほど詳しく説明しますね。

志望動機

志望動機には基本的に「このオーディションを受けようと思った理由」を書きます。
しかし、理由を書くだけでは一次審査突破の書類にはなりません。
志望動機の本質は「私ならあなたたちと良い仕事ができます」という、自分の売り込みの場となります。
そのことをふまえ、理由を書きつつも自分を売り込んでいく、内容の濃い志望動機にしましょう。

ポイントとしては

  • 歌手になりたい理由
  • 数ある事務所からこの事務所を選んだ理由
  • 合格後、どんな歌手になりたいのか

こちらをメインに書いてみてくださいね。

歌手オーディションの自己PRの書き方

先ほども触れましたが、自己PRとは「自分の強みをアピールすること」です。
書類審査における自己PRには以下の3つのポイントを押さえておくと良いでしょう。

  1. これまでの経験
  2. 自己分析、セルフプロデュース
  3. 将来の目標、夢
志望者
志望者
自己PRについてはなんとなくわかったのですが、何を書いたら良いのかよくわかりません。
関係者
関係者
わかりやすく言うと、自分を知ってもらうために自分の「過去」「現在」「未来」を審査員の方がイメージできるように、具体的に書いたら良いですよ

 

①これまでの経験

歌手になるために、今までどんなことに挑戦してきたのかを書きます
ボイストレーニングなどのレッスン歴などを具体的に数字を用いて書くことで説得力が増します。

歌手としての活動がある場合は、行ってきたライブ活動やステージ発表など小さくても良いので自信を持って書きましょう。
具体的に書くことにより、今できることや音楽にかける想いが伝わりやすくなります。

②自己分析、セルフプロデュース

「セルフプロデュース」は「自己演出」や「自己ブランディング」とも言われ、自分が持っている個性や強みを分析し、それらを戦略的にアピールしていくことです。
自分には何ができるかを理解し、かつセルフプロデュース能力があることをアピールしていきましょう。

近年では、SNSでの影響力も大きなポイントとなります。
フォロワー数や動画の再生回数等も具体的な数字を入れて書けばアピールポイントになります。

自分を客観的に見ることを忘れず、自慢にならないように!

 

③将来の目標、夢

これまでの経験、自己分析をふまえた結果、どんな歌手になりたいのか、どんな活動をしていきたいのか将来のビジョンを具体的に書きましょう。

審査員の方がイメージしやすいように、具体的に書くことがポイントです。

「5年後までに総勢30万人動員のツアーをしたい」

ここでも具体的な数字を出すとイメージしやすくなります。
ただし、夢は大きい方が良いとは言いますが、現実離れしないように注意してくださいね。

 

歌手オーディションの自己PRの例文

これまでのことをふまえ、自己PRの例文を書いてみますね。

私は小さいころから歌を歌うことが好きでした。また、音感を鍛えるために3歳からピアノを習い始めました。先生が厳しく辞めたいと思ったこともありますが、私は負けず嫌いなので、途中で辞めることなく18歳までやり遂げることができました。音感も鍛えられ、精神力も強くなったと思います。

私は一度やると決めたらやり遂げる「負けず嫌い」です。SNSではフォロワーが1000人を超えました。1000という数字は、SNSを始めるときに自分で立てた目標です。これからももっといろいろな歌を歌って、フォロワーを増やしていきたいと思っています。

将来は東京ドームをいっぱいにできるような歌手になりたいです。そのためにはまず、5年後までに総勢30万人動員のツアーを行いたいと思っております。これを実現させるためには、今以上のクオリティーのある動画投稿を目指し、SNSのフォロワー10000人を目標に活動していきたいと考えています。

過去・現在・未来を踏まえつつ、具体的な数字を出すことにより説得力が増してきます。

もちろん審査員の方によって見る部分は変わってきますので、こちらを参考に自分だけの自己PRを考えてみてくださいね。

書類審査の注意点

注意

内容はしっかりかけていていても、書類として良いものでなければ意味がありません。
ここでは書類を書く上で気を付けるポイントを3つお伝えしますね。

①単純なミスをしていないか

誤字脱字、年数などの情報の誤りなどのミスがないか提出前にしっかりと確認しましょう。
単純なミスをそのままにしていると、適当な性格なのかな、と思われてしまいます。

②読みやすい書類かどうか

手書きの場合は字を丁寧に書きましょう。また、ボールペンは黒を使うことが基本です。
自由記入欄については8割以上埋めないと、書類の余白が目立ちスカスカな印象を与えてしまいます。埋められないからと言って、字を大きくしすぎることもNGです。適切な大きさの字で、丁寧な書類を作りましょう。

③書類作成の基本ルールが守れているかどうか

手書きの場合は、間違った際に修正ペンやテープをしようせず、1から書き直しましょう。また、空欄は作らないようにしましょう。本当に書くことがない場合は「特に無し」や、本人希望記入欄は「貴社規定に従います」と記入することが一般的です。

内容だけではなく見た目も美しい書類を作ることを心がけましょう。

最後に。

今回は歌手オーディションの書類審査の以下のことについてお話しました。

  • 書類審査の内容
  • 書類審査の自己PR欄について
  • 書類審査の注意点

歌手オーディションはとても狭き門です。まずは第一関門として書類審査を突破しなければなりません。
自分を客観的に見て、自分らしさをアピールし、丁寧な書類を作り、ぜひ二次審査を受けれるように頑張ってくださいね。