ビートたけしさん(本名:北野武)が1988年に設立し、たけし軍団で有名な芸能事務所・オフィス北野。
2020年には『株式会社TAP』に社名変更されています。
TAPにはオフィス北野時代に在籍されていた芸人さんたちが今も多く所属しています。
そこではどのようなオーディションが開催されているのでしょうか?
この記事では、TAPのオーディション内容や応募方法、気になる倍率や評判についても詳しく解説します。
TAP芸能事務所について知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
Contents
TAP(旧オフィス北野)とは?
TAPは、1980年代に一世風靡したたけし軍団のメンバーが多く所属している芸能事務所です。
ビートたけしさんのもとに弟子入りしたメンバーで構成された芸人グループ。
今では放送禁止となるような過激な芸風で、お茶の間を笑いの渦に巻き込んでいました。
つまみ枝豆さん、ダンカンさん、ガダルカナル・タカさんはよくテレビ番組に出演されているので、ご存じの方も多いと思います。
以前は「オフィス北野」という社名でした。
ビートたけしさんが退社された後に「TAP」に名称変更されています。
現在は、つまみ枝豆さん(本名:青木隆彦)が社長を、ダンカンさん(本名:飯塚実)が専務を務めています。
TAPは芸能界との太いパイプをもつ大御所タレントが運営している事務所なんです。
TAP(旧オフィス北野)のオーディション応募方法

TAPでは芸人志望の方を随時募集しています。
公式HPの応募フォームからの応募してください。
TAP公式HPはこちらです。
- 応募者情報
名前、メールアドレス、年齢、電話番号、住所 - 応募者履歴
事務所所属経験、ライブ出演経験、メディア(TV、ラジオ等)出演経験
《これより下は任意項目です》
- 応募者SNS情報等
SNSアカウント(YouTube、TikTok、Twitter、Instagram、note等) - その他情報(芸名、コンビ名等)
- 写真(3枚までOK)
オーディションの申込時点で事務所に所属されていない方であれば、経歴・年齢・性別問わず誰でも応募可能です!
TAP(旧オフィス北野)のオーディション内容

次にオーディションに応募してからの流れを見てみましょう。
- TAP公式HPから応募
- 応募後、事務所からオーディション開催日時の連絡がくる
(プロフィール用紙が郵送されてくるので記入する) - オーディションによる審査選考
①TAP公式HPから応募について
前の章で説明したように、公式HPの応募フォームから応募してください。
入力項目に誤りがないようによく確認してから応募しましょう!
②事務所からの連絡について
応募が受付されると、事務所から必ず連絡があります。
事前に自分の予定を確認しておき、事務所から連絡がきたときにオーディションに行ける日をすぐに決められるようにしておきましょう。
その後、プロフィール用紙も郵送されてきます。
基本的には、公式HPで応募した時と同じ内容を書くことになると思います。
自己紹介やアピールポイントの項目もあるかもしれません。
オーディションで質問される内容になるので、審査員に伝えたいことをしっかり書きましょう。
③オーディションによる審査選考について
オーディションでの審査内容については公式HPに詳細が記載されていません。
おそらくタップセカンドのオーディション内容と同じになると思うので、それを参考に説明します。
TAPが運営する新人養成所です。TAPもタップセカンドもオーディションの審査員は同じTAP関係者になります。
オーディションによる審査選考では以下の2つの審査が行われるでしょう。
- 自己PR
- 課題実技
自己PRでは、「芸人になりたい理由」「TAPに所属したらやりたいこと」「どんな芸人になりたいか」など自分の強い気持ちをしっかりとアピールしましょう。
課題実技では、出された課題に対して即興でネタを披露することになるかもしれません。
ちょっと失敗したくらいのほうが、クスっと笑ってもらえて空気が和むかもしれませんよ♪
TAP(旧オフィス北野)のオーディション倍率

続いて知りたいのがオーディション倍率ですね。
しかし倍率についても情報が公開されていません。
そのため倍率の正確な数値を出すことはできませんが、所属への道は甘くはないと考えていいでしょう。
なぜならTAPは芸人養成所ではなく、芸能事務所だからです。
技術や実務経験を身につけるための養成所に入るのではなく、直接事務所の門戸を叩くわけです。
狭き門であることは覚悟しておきましょう。
ちなみに、名称変更前のオフィス北野時代にプロのお笑い芸人を目指す高校生対象のオーディションが開催されていました。
オーディションは5ヶ月間にわたり、業界では異例のLINEによるネタ動画審査も行われました。
そんな中で難関を突破したのは、結成2年の高3コンビ「ガラパゴス」。
オフィス北野と契約書を結び契約金30万円も獲得しています。
参考:サンスポ
TAP(旧オフィス北野)の評判は?

TAPは歴史が浅いためか評判に関する口コミがあまりありませんが、前述した高校生対象のオーディションのネット記事にはマイナスのコメントがありました。
「以前ならビートたけしの力でデビュー後すぐにいろんな番組にねじ込むこともできたが、たけし退社後はそんな力もなく経営状態はかなり厳しいようだ」(芸能プロ関係者)
「お笑いコンビはそれなりの育成環境がないと育たないが、今のオフィス北野は新人を育てる環境にない。デビューしたはいいものの鳴かず飛ばずでコンビ解散、という憂き目に遭わないか危惧される」(テレビ局関係者)
たしかにビートたけしさんが退社されてからは経営や新人育成は難しい状況だったでしょう。
しかし2020年7月には、新人育成機関であるタップセカンドを立ち上げています。
芸能界で経験してきたノウハウを新人に繋げるために尽力されているようです。
タップセカンドを立ち上げているくらいですから、経営状況などもTAPに社名変更された当時よりは軌道に乗っていることでしょう。
これまでの芸能界との太いパイプもあるので、所属タレントさんの今後の活動によって実績を上げていければ、おのずと評価も上がっていくことと思います。
まとめ
- オフィス北野は2020年に「TAP」に社名変更している
- オーディションの応募は、公式HPの応募フォームから
- オーディション審査では、書類選考と課題実技がある
- TAPが求めているのは「高い技術」よりも「強い想い」
- TAPへの所属は狭き門
- TAPの情報はまだあまりないが、評判は経営者の今後の活動次第
以上、TAPについて解説しました。
お笑いの世界は売れるための苦労が多くテレビなどで日常的に活動するのは一筋縄ではいかない大変なものだと思います。
それでも世の中の人を楽しませたい、笑顔になってほしいという思いを体現できるとても素敵な世界です。
お笑いの道に進んでみたいなら、まずはオーディションを受けてみましょう。
あなたのご活躍を期待しています。