芸能事務所

LDHのオーディション内容や倍率・応募方法は?

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LDHは、EXILEメンバーが創立した未だ急成長中の日本の芸能事務所です。

EXILEを始め、三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONS他、多数の豪華アーティストが所属しています。

TVで目にする機会の多いアーティストが揃っていますので、「いずれ自分もLDHに入りたい」「ダンスや歌でデビューを目指したい」と考える人も多いですよね。

エルさん
エルさん
EXILEにあこがれてダンスを習ってるんだけど、LDHのオーディションってどんなことをするのかな?
ケイさん
ケイさん
あこがれてる人多いだろうだから倍率高そうだよね…。実際どれくらいなのかな?
エルさん
エルさん
オーディションに応募するにはどうしたらいいんだろう?

そんな方のために、

  • LDHはどんな芸能事務所?
  • LDHのオーディション内容は?
  • LDHのオーディションの応募方法は?
  • LDHのオーディション倍率はどれくらい?

について詳しく説明していきたいと思います。

LDHはどんな芸能事務所?

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LDHは、正式名称「株式会社 LDH JAPAN」という、2002年にEXILEメンバーが創立した日本の芸能事務所です。

社名は、『Love, Dream, Happiness』の頭文字からできています。

所属アーティストは、

  • EXILE
  • 三代目 J SOUL BROTHERS
  • GENERATIONS
  • Happiness
  • m-flo
  • Crystal Kay

他、俳優やモデルなど多数になります。

アーティストの仕事の管理などマネジメント業務を主としており、新グループを結成するタイミングなどでオーディションを不定期で開催しています。

他に、グループ会社では、

  • アパレル事業株式会社(LDH apparel)
  • 飲食店運営(LDH kitchen)
  • ダンススクール運営会社(EXPG)
  • 映画配給会社(LDH pictures)
  • トレーニングジム運営会社(LDH martial arts)

などの多数の事業も行っています。

それでは、実際にどのようなオーディションが行われているのかを見ていきましょう。

これまで開催されたLDHのオーディション

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LDHで今まで開催されたオーディションには以下のものがあります。

  • 2006年「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION」(TAKAHIROが優勝、EXILE入り)
  • 2007年、2008年「LDH DREAM GIRLS AUDITION」(Happinessボーカル1名選出)
  • 2009年「Happinessボーカルオーディション」(Happinessボーカル1名選出)
  • 2010年「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2」(二代目 J Soul Brothersボーカル優勝2名)
  • 2011年「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 3」(15名が選出されE-girlsが結成
  • 2014年 「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4」(THE RAMPAGEのボーカル3名選出)
  • 2018年「LDH Presents THE GIRLS AUDITION」(グランプリ2名、うち1名iScream加入)
  • 2019年「DEEP VOCALIST AUDITION」(3名がDEEP SQUADへ加入)
  • 2021年「iCON Z~Dreams For Children~」※現在オーディション中

その他、「Dreamer Z」というLDHのオーディション番組内では、「TikTok弾き語りシンガードラマ主題歌オーディション」も行われ、シンガーソングライターユニットの「Day and Night」が優勝し、ドラマ主題歌を担当できることになりました。

このように、LDHでは様々なオーディションを随時開催しており、合格者にはボーカル・ダンサー・パフォーマーとしての活躍の場が約束されます。

LDHの最新オーディション 「iCON Z」について

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LDHのオーディションは不定期に開催されており、その様子はTVで放送されることもあります。

2021年から始まった最新のLDHのオーディション「iCON Z~Dreams For Children~」は、Dreamer Zというテレ東系列のドキュメンタリー番組にて毎週放送されており、すでに参加者の募集は終了していますが今なおオーデイションが進行中です。

合格者には以下の道が用意されており、LDHだけでなくその他にも大手プロダクションなどがバックアップにつく予定です。

  • EXILE TRIBE 新グループ
  • 男性ソロアーティスト
  • 5人組ガールズグループ

それ以降のLDHオーディションは現在(2022年8月現在)発表されていませんので、今回はiCON Zオーディションの内容を参照してLDHオーディションの内容を見ていきましょう。

応募資格

ちなみに、iCON Zオーディションへの応募資格ですが、以下のようになっています。

  • 中学1年生~25歳の男女 (※1996年4月2日~2009年4月1日生)
  • 国籍不問。
  • 合格後、所属契約ができる方。
  • プロ・アマは問わない。
  • 未成年の方は保護者の同意が必要。

中学一年生というと12歳からですから、かなり若い年齢から応募可能です。

以前のLDHオーディションでは、年齢は「12~25歳」「15~25歳」「18歳以上」などがありました。

今回の最年少は12歳から上限も25歳ですので、若い層で募集して、合格後はグループまたは一人のアーティストとしてLDHが成長させていくという意図が強そうです。

iCON Zオーディションの内容

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それでは実際のiCON Zオーディションの内容についてみていきましょう。

iCON Zオーディションでは、一次審査~四次審査、そして最終審査を経て合格者が選出されましたので、一次審査から順に内容をご紹介しますね。

一次審査

iCONZ一次審査では、公式サイトのWEBエントリーページより、必要項目の記載とパフォーマンスの動画をアップロードすることから始まります。

希望部門を選んでエントリーする必要がありますが、複数部門でのエントリーも可能となっており、部門と動画内容は以下のようになっています。

  • ボーカル部門:1分以内で自由曲を歌唱する。アカペラ・カラオケ・オリジナルトラック等、歌唱方法は自由。
  • ラップ部門:1分以内で自由曲を歌唱する。アカペラ・カラオケ・オリジナルトラック等、歌唱方法は自由。
  • ダンス部門:自由曲で1分以内のダンスパフォーマンスダンスをする。

※全て帽子やサングラス、マスクなどを着けずに顔がしっかり見える状態で撮影すること。

課題曲はなくすべて自由曲となっていましたので、自分の持ち味を出せる曲を選べるかや、撮影の仕方なども大きなキーポイントでした。

LDHのオーディションは毎回注目度が高いのもあってか、応募はなんと48,000通にも上りましたが、この一次審査を経て972人まで応募者が絞られました。

二次審査

LDHのオーディションでは、二次審査における男性オーディションと女性オーディションの内容が少しずつ異なりましたので、男女に分けてご紹介しますね。

課題内容は以下のようになっています。

ボーカル ラップ ダンス
男性課題内容 課題曲3曲の中から1曲を選び、1番の1コーラスを歌う。 課題曲3曲の中から 1 曲を選び、自身でリリックを付けて 1 コーラスを歌う。 課題曲3曲の中から自由に1曲を選び、パフォーマンスをする。振り付けは自由
女性課題内容 課題曲2曲から自由に1曲選び、1番のサビ部分を歌う。 課題曲の一番を歌う。 課題曲の前半4×8をする自由振付けでパフォーマンス。

二次審査では、これらの課題を東京と大阪のオーディション会場で、EXILE HIROらプロデューサーの前で実際に披露する審査となりました。

一次審査は動画でアップロードでしたので、二次審査ではやり直しのきかない状況と緊張感の中、課題曲でいかに自分の持ち味を出せるかがポイントとなります。

この二次審査での合格者は、男性30名、女性29名となりました。

三次審査

iCONZの三次審査では、残った30名が5人組グループに分かれ、舞台の上でのステージ審査が行われました。

  • ボーカル:EXILE TRIBEの楽曲をワンコーラス歌う。
  • ラップ・ダンス:二次審査の課題を披露する。

グループには分かれましたが、審査は個人ごとに評価がされます。

ラップ・ダンスは二次審査の課題にさらに磨きをかけて披露するというものでしたので、ボーカルも含め、前回よりいかに成長できたか、自分の魅力をさらに引き出せたかが注目されます。

iCONZのオーディションの女性部門は現在二次審査まで終了し、これから三次審査にて男性と同じく29人が6つのグループに分かれて審査となるようです。

こちらもDreamer Zにて毎週日曜日夜に今後放送予定(2022年8月現在)ですので、オーディションの参考にぜひご覧ください。

四次審査

四次審査には20名が残り、四つのグループに分かれてのグループ審査でした。

四次審査はグループバトルとなり、グループ内で息を合わせつつそれぞれの魅力を生かし、いかにグループとして魅せるパフォーマンスができるかが課題となりました。

結果は四グループ中三グループのみの合格となりましたが、それぞれのグループ内でメンバーが重複してたり、結果を受けてグループを再編成するなどして、最終的には全員が最終審査へと進みました。

ここまでくると、オーディションにより経験を積んできたこともあり、それぞれパフォーマンスの精度もあがり、個々の魅力も際立ってきます。

オーディションする側も、メンバーの組み合わせを見て、合格後のグループ編成を考えながら審査を進めていたと思われます。

最終審査

四次審査では不合格者はなく、その後一名が諸事情で抜けましたが19名での最終審査となりました。

最終審査もグループ審査でしたが、その舞台はなんと武道館で、チケットを販売しての公開オーディション形式でした!

さすがLDH、オーディションとは思えないとても大きな舞台ですね…!!

それぞれのパフォーマンス後、1グループ6人がグランプリに決定し、オーディション合格者が決定しました。

残り2グループは惜しくも敗退となりましたが、今後「iCONZ第二章」と称して再度グループデビューのチャンスが与えられるようです。

今回は、コロナ禍にて一次審査募集期間が延長されたこともあり、一次審査募集開始から最終審査まで、実に十か月かけたオーディションとなりました。

以上がiCONZオーディションの内容でした。

iCONZオーディションでは、三次審査からは全員TVに出演・放送されながらーディションを進めていきますので、ステージパフォーマンスのみならず、トークや普段の立ち振る舞いも磨かれていきますね。

それでは次に、LDHオーディションの応募方法をみてみましょう。

LDHのオーディション応募方法は?

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iCONZオーディションに応募する際には、以下の手順となっていました。

  1. 「iCONZ」公式サイトの希望カテゴリのボタンをクリックする
  2. メールアドレスを登録する
  3. 登録したメールアドレスにエントリーフォームの通知が届く
  4. エントリーフォームに必要項目を記入し、審査動画をアップロードする
  5. 登録したメールアドレスにエントリー完了通知が届いたら応募終了

募集期間は当初2021年7月16日~8月5日の予定でしたが、当時コロナ禍の第四回緊急事態宣言真っ最中となってしまったためか、募集終了が11月7日へと延期されました。

本来は一か月程度で締め切っていたようなので、LDHオーディションを受けたいと思っている人は日頃よりマメに情報をチェックしておきましょう。

そして普段から、自分の魅力・強みをしっかり把握し、効果的にアピールができるようレッスンを受けてアドバイスをもらったり、Dreamer Zのようなオーディション番組を見て勉強するなど準備をしておく必要があります。

それでは次に、多くの参加者があったiCON Zオーディションでは、最終的な倍率はどれくらいだったのかを見ていきましょう。

LDHのオーディション倍率は?

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LDHのiCONZオーディションは、TV放映もされる注目度の高いオーディションとあって、応募者は48,000通に上りました。

  • 一次審査合格者:972人(男性344人、女性628人)、倍率50倍
  • 二次審査合格者:男女各30名ずつ、倍率800倍
  • 三次審査合格者(2020年8月現在男性のみ審査終了):男性20名、倍率1200倍
  • 四次審査合格者(2020年8月現在男性のみ審査終了):男性20名(うち一名諸事情により辞退)、倍率1200倍
  • 最終審査合格者(2020年8月現在男性のみ審査終了):男性6名、倍率4000倍

男性グランプリは6名、応募者の半数の24,000名が男性として計算すると、一次審査合格者で約50倍(約2%)、最終審査合格者の倍率はなんと4,000倍、0.025%というとんでもない高倍率となりました。

それでも、過去の2006年、2010年のLDHオーディション最終合格者倍率が1万倍以上であったことからみると、まだ低いほうだったようです。

女性は現在オーディション中ですが、ガールズグループも6名の予定なので、最終的にはおそらく同じ倍率となりそうです。

オーディション不合格からデビューしたアーティスト例

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倍率はかなり高く難関のオーディションといえますが、iCONZの審査では一次審査の段階から注目参加者のアップロード動画がTVで公開されるなど、オーディション段階からメディアへの露出の可能性があります。

審査が進むにつれその頻度は高くなっていきますので、例え最終合格者に選ばれなくとも、TVなどで情報を得たプロダクションなどから声がかかる可能性もあります。

そのような意味でも価値のあるオーディションといえますので、高倍率だからとあきらめてしまわずに、ぜひともLDHの今後のオーディションにチャレンジしてみてください。

過去の「ASAYAN」というオーディションバラエティ番組のオーディションで不合格も、参加をきっかけにその後デビューしたアーティスト例

  • EXILE ATSUSHI
  • EXILE NESMITH
  • 清木場俊介
  • 倖田來未
  • 松澤由美
  • move(→m.o.v.e)のヴォーカルyuri

それでは、このように高倍率だったiCONZオーディションですが、LDHのオーディション合格への近道と思われるポイントがあったので、最後にそちらをご紹介します。

LDHオーディション合格のためにはEXPG入所がおすすめ!

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ちなみに、今回iCONZで最終審査に残った19人のうち、なんと17人がEXPGの所属でした。

EXPGとは、LDHが運営するダンススクールで、日本国内12校・海外3校展開しています。

ダンスがメインですが、東京校、名古屋校、大阪校などの一部の学校では、ボーカル、アクト、ラップ、DJも学ぶことができます。

また、在学中に選抜された生徒によるライブの開催などもあり、より実践に近い経験を積むことができます。

LDH運営のダンススクールですので、LDHが必要としているスキルを身につけることができるため、必然的にファイナリストにも選ばれやすくなると思われます。

一歳半~大人まで入所でき、入会金33,000円、月額26,500円~(中学生以上の料金)となっていますので、LDHオーディション合格に少しでも近づきたいという方はぜひ一度、EXPG入所を検討してみてください。

また、EXPGでは新人発掘オーディションを不定期で開催しています。

こちらのオーディションで合格すると、育成候補生としてEXPGに入所することができ、授業料の減免が受けられたり、レッスンが通常よりも多く受講できる、イベントやライブにでられる、EXPGの公式HP上で候補生紹介が掲載されるなどの特典が受けられます。

気になる方は、EXPG公式HPのお知らせからオーディション情報を随時確認してみてください。

EXPG STUDIO 公式HPはこちら

まとめ

今回は、以下のことについてご紹介しました。

  • LDHはどんな芸能事務所?
  • これまで開催されたLDHのオーディション
  • LDH「iCONZ」のオーディション内容は?
  • LDHのオーディション応募方法は?
  • LDHのオーディション倍率は?
  • オーディション不合格からデビューしたアーティスト例
  • LDHオーディション合格のためにはEXPG入所がおすすめ!

LDHのオーディションは高倍率ですが、あきらめずに「LDHにはいりたい!」という強い気持ちを持ち続け、努力と挑戦を続けることが大切です。

当記事を参照していただき、ぜひEXILEのような『Love, Dream, Happiness』を与えられるようなアーティストを目指してくださいね。