歌手、アイドル、芸人と様々な分野の有名人を送り出してきたサンミュージック。新人育成にも力を入れていることから、「サンミュージックに入りたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
他にもオーディションの内容や倍率、受ける時のポイントなども解説していきます。
サンミュージックのオーディションを受けることを考えている方は、ぜひ最後まで読んでください。
Contents
サンミュージックに入るためのオーディションはあるの?
直接サンミュージックに入るためのオーディションは、ありません。
サンミュージックに入るには、まず、サンミュージックグループの芸能事務所「サンミュージックブレーン」か、付属養成所「サンミュージックアカデミー」のいずれかに入る必要があります。
いいえ、サンミュージックブレーンとサンミュージックアカデミーは応募条件が違うので、自分に合致する方を選ぶ必要があります。以下で応募条件の違いについて見ていきましょう。
サンミュージックブレーンとサンミュージックアカデミーの応募条件の違いは?
サンミュージックブレーンとサンミュージックアカデミーの応募条件は以下のようになります。
サンミュージックブレーンの応募条件
まずはサンミュージックブレーンから見ていきます。応募条件は以下の通りです。
- 女優、俳優、モデル、タレントとして活動したことがある
- 年齢は25歳くらいまで(未成年者は保護者の同意が必要)
すでに芸能事務所に所属して活動をしている、あるいはしていた人のみが対象になります。
年齢については、25歳「くらい」までなので、26歳だと応募できないわけではないようです。しかし、具体的に何歳までなら大丈夫なのかは分かりません。
サンミュージックブレーンはすでに活動している人のみが対象になるので、実績によっては25歳を超えていても審査対象になるのだと思われます。
サンミュージックアカデミーの応募条件
次にサンミュージックアカデミーについて見ていきます。
- 6歳(小学生以上)~30歳(未成年者は保護者の同意が必要)
- プロダクション・劇団などに所属していない
- テレビ番組出演可能
- 自力で各所に移動可能
未経験でもオーディションを受けることができます。ただし、合格後に受けるコースによって制限年齢は異なります。
コース別に紹介すると以下のようになります。しかしサンミュージックアカデミーは全国に複数あり、校舎によっては対象年齢が異なっているところもあります。
- 小中学生コース 小中学生
- 総合タレントコース 小学生以上~30歳
- 専科:俳優コース 中学校卒業以上~30歳
- 専科:声優コース 中学校卒業以上~30歳
- 専科:お笑い芸人コース 中学校卒業以上~30歳
サンミュージックブレーンが芸能事務所なのに対し、サンミュージックアカデミーは養成所になります。そのため、オーディションに受かってもレッスン生になれるだけで、事務所に所属できるわけではありません。
サンミュージックアカデミーはこれから練習を重ね、活躍することを目指す人のための場所です。未経験でも受けられるのはそのためです。
サンミュージックのオーディションはどうやって応募するの?

次に、オーディションに応募する方法について見ていきましょう。サンミュージックブレーンとサンミュージックアカデミーに分けて解説していきます。
サンミュージックブレーンの応募方法
まずはサンミュージックブレーンについてです。応募はメールのみ対応しています。専用アドレスに必要事項を記入し、必要資料を添付して送信します。
必要事項は氏名、性別、年齢などの基本情報の他、以下のようなものがあります。
- 趣味・特技・資格
- 志望動機
- 所属していた事務所と所属期間
- 活動履歴(添付資料で確認できる場合には不要)
必要資料は以下になります。もちろん、メールで添付できるものに限られます。
- 顔写真と全身写真1枚ずつ
- 活動内容が分かる資料
サンミュージックブレーンは経験者のみが対象となるため、これまでの活動が重視されると思われます。活動履歴は詳しく書き、資料も可能な限り添付するようにしましょう。
サンミュージックアカデミーの応募方法
次にサンミュージックアカデミーについて見ていきます。
原則として応募フォームから申し込みます。内容は氏名、住所、年齢、生年月日などの基本情報の他、志望動機になります。写真も必要です。応募フォームの他、校舎によっては電話やFAX、郵便で受け付けているところもあります。
サンミュージックのオーディションはいつ行われているの?
次はオーディションが行われる時期について見ていきます。
サンミュージックブレーンの開催時期
サンミュージックブレーンでは特に期間は決まっておらず、随時募集をしています。しかし、定員になり次第終了するので、突然募集が止まる可能性はあります。応募するかどうか迷っている方は、早めに決断をした方がいいですね。
サンミュージックアカデミーの開催時期
サンミュージックアカデミーの場合は、コースによって募集している時期と回数が異なります。
- 総合タレントコース 年2回 12月と6月
- 小中学生コース 年2回 11月と5月
- 専科:俳優コース 年2回 11月と5月
- 専科:声優コース 年1回 11月
- 専科:お笑い芸人コース 年2回 11月と5月
事前登録をしておくと、受付開始日にメールが届くので、気になる方は前もって登録しておくといいでしょう。校舎によっては、期間外でも入所の問い合わせを受け付けているところもあるので、近くの校舎で受付をしているようなら連絡するのもいいですね。
サンミュージックのオーディションの内容は?
次はオーディションの内容について見ていきます。サンミュージックブレーンとサンミュージックアカデミー、どちらも一次審査(書類審査)、二次審査(面接)の2段階で行われます。
サンミュージックブレーンの内容
一次審査の内容
メールで送信した内容を審査されます。一次審査に通ると、電話かメールで連絡があり、二次審査に進みます。
二次審査の内容
二次審査については内容が公にされておらず、不明です。
芸能事務所のオーディションでは以下のことが行われることが多いので、サンミュージックブレーンでも同じことが行われる可能性は高いです。
- 自己PR
- 質疑応答
- 実技審査(セリフ読み、ウォーキング、お芝居など)
自分がこれまでの活動で行ってきたことをしっかりPRできるよう、準備をして臨みましょう。
サンミュージックアカデミーの内容
一次審査の内容
サンミュージックブレーンと同じく、応募フォームの内容を基に審査が行われ、一次審査通に通ると二次審査の案内があります。
二次審査の内容
二次審査では以下のようなことが行われます。
- 質疑応答
- 自己PR
- 当日渡されたテキストのセリフ読み
特に質疑応答がメインになります。校舎によって個別面接の場合と集団面接の場合がありますが、どちらにしても自分の魅力を最大限に伝えられるよう、リラックスして臨むようにしましょう。
サンミュージックのオーディションのポイントは?
次に、オーディションを受けるにあたってのポイントを解説します。今回はサンミュージックブレーンとサンミュージックアカデミーで被る内容も多いので、まとめて解説します。
一次審査のポイント
- 入力内容に不備が無いようにする
- 嘘はつかない
- 志望動機には「なぜここに入りたいのか」を書くようにする
1つ目と2つ目は当然ですが、注意が必要なのは3つ目です。
志望動機について書く時、「なぜ芸能界に入りたいのか」を書いてしまう人もいます。しかしそれでは、審査員からは「ここである必要はないのにどうして応募したんだろう」と思われてしまいます。
「とにかく芸能界に入りたいからオーディションを受けている」人と「ここに入りたい理由がある」人では、後者の方が選ばれやすくなります。志望動機を書く前に、自分はどうして「ここ」に応募するのかよく考え、その気持ちを書くようにしましょう。
二次審査の内容
二次審査におけるポイントは以下のようになります。
- 一次審査の内容と矛盾が無いようにする
- 明るく元気に受け答えをする
- 想定外の質問にも柔軟に対応する
- 実技(セリフ読み)は全力で取り組む
- 前もって準備をしておく
ひとつずつ解説していきます。
一次審査の内容と矛盾が無いようにする
まず、一次審査の内容と矛盾することは言わないようにしましょう。審査員の手元には一次審査の書類があることがほとんどなので、矛盾したことを言うとバレてしまいます。
そう思うかもしれませんが、応募してから二次審査までは時間がたつので、嘘をついてなくても何らかの心の変化が起きてしまうかもしれません。応募する時も二次審査の時も本当の気持ちしか言っていなくても「書いてあることと違う」と思われる可能性があります。
そのため、応募する際に書いた内容はコピーするなどして手元に残しておきましょう。
明るく元気に受け答えをする
次に、面接は書類審査だった一次審査と違い、審査官とのコミュニケーションも重要になります。緊張すると顔がこわばったり、身体が硬くなりがちです。それでも意識して明るく笑顔でいるようにしましょう。
前もって準備をしておく
二次審査は当日までに準備しておくことも大切です。自己PRや想定される質問に対しては、前もってどう答えるか考えておきましょう。自分の魅力と個性が伝わる答えを用意しておくことが大切です。
よく訊かれる質問には以下のようなものがあります。
- 応募した理由
- 合格してからの目標
- 尊敬する芸能人・好きな芸能人及びその理由
- その他訊きたいこと
周りの人に手伝ってもらい、質問を考えてもらうのもいいですね。想定外の質問に答える経験をしておくと、本番で慌てずに済みます。
セリフ読みや想定される実技についても、当日しっかり力を出し切れるよう、練習を重ねておきましょう。
サンミュージックのオーディションの倍率は?
次はオーディションを受けた人のうち、それくらいが合格するか見ていきましょう。
サンミュージックブレーンの倍率
サンミュージックブレーンの合格率については情報がなく不明です。経歴が様々な人が応募するため、一律に倍率を決めることができないようです。
サンミュージックアカデミーの倍率
サンミュージックアカデミーの場合は一次審査が80%二次審査が40%ほどです。
一次審査は応募内容に不備が無い限りほぼ受かり、二次審査から本格的にふるいにかけられるようです。
サンミュージックのオーディションを受けるのにお金はかかるの?

次に、オーディションを受けるために必要な費用について見ていきましょう。結論から言うと、オーディションを受けるのに料金はかかりません。
しかし、サンミュージックアカデミーの場合は養成所のため、合格後に入所するためには入会金とレッスン料が必要になります。
オーディション合格後にお金がかかることを知り、辞退する人もいるようです。しかし養成所は学校のようなもので、プロになるために必要な技能を身に付けるための場所です。レッスンを受けるのですから、お金はかかります。
入所に際しては、原則として、入会金に11万円、年間レッスン料に22万円(2回払いなら26万4千円)、合計33万円(もしくは37万4千円)がかかります。校舎によっては異なる場合もあります。
オーディションの成績が優秀だった場合、特待生として入会金と1年目のレッスン料は免除されます。オーディションを受けるなら、受かるだけでなく特待生を目指していきたいですね。
まとめ
今回はサンミュージックで行われているオーディションについて
- オーディションの種類
- 費用
- 応募方法
- 時期
- 内容
- 倍率
- 受かるためのポイント
について説明しました。
最後に、サンミュージックブレーンにしろ、サンミュージックアカデミーにしろ、オーディションに受かるのはスタートでありゴールではありません。合格後は芸能界で活躍できるよう、さらに魅力を高めていってください。
今回の記事があなたのお役に立てたなら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。