ウッチャンナンチャンをはじめ、出川哲郎、バカリズム、狩野栄光、ナイツなど今大人気のお笑い芸人が多数所属するマセキ芸能社。
そんなマセキ芸能社ってどんな事務所?オーデイションってやってる?など気になっている方もいるのではないでしょうか?
ここでは、
- マセキ芸能社ってどんな事務所?
- マセキ芸能社でお笑い芸人になるためにはどうしたらいいの?
- マセキ芸能社の評判はどうなの?
これらについて解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
マセキ芸能社ってどんな事務所?
マセキ芸能社はウッチャンナンチャンをはじめ、現在は若手芸人も多数所属している今勢いのあるお笑い事務所です。
1950年設立で70年以上もの長い歴史を持つ芸能事務所なので、規律を大事にしビジネスマナーもしっかり叩き込まれるしっかりとした事務所です。
たとえば、遅刻などをしてしまうとポイント加算されそのポイントが一定数貯まるとペナルティがあるなど、マセキ芸能社ならではの独自ルールがあるようです。
そして、マセキ芸能社はお笑い芸人だけが所属する事務所ということもあり若手への教育や売り出しがしっかりとしていると言います。
所属芸人は公式ホームページによると、マセキユース(預かり)含めて現在76名です。
マセキ芸能社でお笑い芸人になるためには?
マセキ芸能社でお笑い芸人になる方法は2パターンあります。
- マセキタレントゼミナールに入る
- 事務所主催のオーディションを受ける
一つずつ解説していきます。
マセキタレントゼミナールに入る
マセキタレントゼミナールは、マセキ芸能社が新世代のエンターテイナーを発掘・育成するための短期ゼミナールです。
2023年は4月〜6月に開校予定とのこと(2023年2月3日現在)
そんなマセキタレントゼミナールの授業は、講師陣にネタ見せをして指導・アドバイスをもらう実践的な授業になります。
その講師陣も顧問に脚本家・演出家の河本瑞貴さん、講師にウッチャンの従兄弟である内村宏幸さんをはじめ放送作家の3名と、名だたるメンバーばかりです。
この短期ゼミナールをしっかりと受講し実践していけば、視聴者の前に立てる日はそう遠くないかもしれません。
ちなみに現在マセキにいる芸人でマセキタレンドゼミナール卒業生はルシファー吉岡さんがいます。
マセキ芸能社は今後、ここの卒業生を増やしていきたい考えだそうで、ナイツ塙さんがユーチューブで語っていました。
そしてこのゼミナールで成績優秀者になると、マセキのオーディションに出演することができます。
オーディションを受ける
2つ目はマセキ芸能社主催のオーディションに合格してお笑い芸人になる方法です。
このオーディションは毎月1回必ず行われている新人お笑い芸人発掘オーディションで、もし合格できなかったとしても何度でもチャレンジできるという点が魅力のひとつ。
オーディションの内容と応募方法を次で解説していきます。
マセキ芸能者主催オーディションの内容は?
先ほども述べましたが、マセキ芸能社のオーディションは毎月1回行われています。
応募期間:毎月1日12:00〜14日18:00まで受付
応募条件:預かりも含め現在事務所に所属していない方に限る
※マセキ専属の若手芸人を発掘したいため
応募可能年齢:15歳〜30歳まで。中学生は応募不可。
※15〜18歳の方は保護者の「同意書」が必要なので注意しましょう。
オーディションの流れは以下のとおりです。
- 動画選考
- 最終選考
- 合格→パンキッシュガーデン「オリーブゴールド」に出演
一つずつ詳しく解説していきます。
①動画選考
マセキ芸能社の新人お笑いオーディションは、これまで『お江戸両国亭』で開催されていましたが、2022年12月20日(火)をもって終了しています。
現在は公式ホームページで「ネタ動画」を提出する方法に変わっています。
これまでは、オーディション会場に行き審査員の前でネタ見せをする必要があり一発勝負でしたが、動画となると何回もやり直しがきくのでその点はメリットと言えますよね。
ですが、動画ならではの気をつけるべき点もあります。
まずパソコンに詳しいこと。上述したように2023年からは公式ホームページで動画を提出して選考する方法に変わり、動画編集をする必要があります。
ある程度パソコンに詳しくないと撮影した動画を編集するのは難しいので、しっかりと確認しておきましょう。
そしてもうひとつは、声の大きさに気をつけること。
対面のオーディションと違い、動画でのネタ見せは目の前に審査員がいないので、ボソボソ話しているようでは印象が悪くなるだけです。
どんなに面白いネタでも、声が聞き取りにくく、相手に何を言っているのか伝わらなければ笑いは取れませんよね。
②最終選考
動画選考に合格したら、次はパンキッシュガーデンでネタ見せを披露です。
期間は毎月7日〜12日になります。
ここでも恐らく2分〜2分半のネタ見せになります。
- 動画と対面の両方でネタ見せを披露するので、オーディション中は2つのネタを準備しておく必要があります。
- 最終選考を受けるためには、オーデイション参加月の前3か月分のライブ半券が必要になります。忘れずに準備しておきましょう。
③合格→パンキッシュガーデン「オリーブゴールド」に出演
最終選考のネタ見せを通過すると、翌月のパンキッシュガーデン「オリーブゴールド」に出演することができます。
「オリーブゴールド」で高評価を得た2組が、次のステップの「ジャンピングイエロー」に出演することができます。
この評価は、観客を対象にしたアンケートで10点満点の点数を合計して出すそうで、高評価を得た2組は、翌々月の「ジャンピングイエロー」に出演となります。
ちなみに、オーディションに合格してすぐマセキに所属という訳ではなく、「オリーブゴールド」に出演が続いた成績優秀者がマセキユース(預かり)となります。
オーディションの応募方法は?
オーディションの応募方法はカンタン。
「ネタ動画」と「お申し込み用紙」の準備をして公式ホームページから投稿するだけです。
投稿の手順は
- メールアドレス入力・送信
- 認証コード入力
- 代表者情報入力
- お申し込み用紙と動画をアップロード
- 応募完了
となります。
ただし注意事項もあります。
- 「ネタ動画」は2分以内となります。
- お申し込み用紙は応募期間中のみしかダウンロードできないので気をつけましょう。
オーデイションの難易度は高い?
実力ある芸人がたくさん所属するマセキ芸能社。そんな事務所のオーデイション はやはり難易度が高いのでしょうか?
過去のオーディションを例にすると、参加組数40組に対して合格は8組だったそうです。そう考えると5組に1組が受かる割り合いです。
オーデイションに合格するコツ3選
お笑いライブに足繁く通う
お笑いはテレビで見るのと、生のお笑いライブを見るのでは違う印象だと言います。
会場の雰囲気や観客の盛り上げ方などその場にいるからこそ感じることもきっとあるはずです。
オーディションでネタ見せをする際はもちろん、お笑いデビューした時のためにも実際のライブに足繁く通ってお笑いを学んでおきましょう。
発声練習をする
お笑い芸人を目指す場合も歌手や役者のように発声練習は必要です。
ナイツさんなど見てお分かりになる方もいるかもしれませんが、テンポ良く話が進んでいくからこそ観客は引き込まれていきます。
ネタの途中で言葉に詰まったり、噛んでしまうと、やはり観客の集中力は切れてしまいますよね。
いくら面白いネタでも、声が聞き取りにくかったり、何を言ったか伝わらなければ笑いは起こりません。
日頃から発声練習や滑舌の練習はやっておきましょう。
空気を読む練習をしておく
お笑い芸人ほど空気を読む職業はないと言います。
いつもウケているネタでも、その日の観客によってはウケない時もあります。そんなときでも、「ウケてない」という空気を読んで瞬時にネタを変える必要があるからです。
また、ほとんどのバラエティー番組にお笑い芸人が出演しているように、場の空気を察知し機転を利かせてその場を盛り上げてくれますよね。
このように、観客の反応を見てしっかり笑いをとったり、場の空気を読んで盛り上げたりできるよう、日頃から人前でネタ見せするなどして練習しておきましょう。
マセキ芸能社の評判はいい?悪い?
大物師匠からマセキユースの若手まで幅広い芸人が所属するマセキ芸能社。
若手芸人も、かが屋モグライダーなど最近メキメキと人気がありライブチケットも即完売になると言います。
合格してからも大変なのに、なぜ若手芸人が多いのでしょうか?やはりマセキの評判がいいから?
調べてみると、マセキ芸能社はとても評判のいいお笑い事務所のようです。
その理由として、
- 事務所が芸人に対して優しい
- マセキ所属の芸人が優しい
- 芸を磨く場として最高の環境
一つずつ見ていきます。
①事務所が芸人に対して優しい
マセキ芸能社先代社長の柵木政吉氏は演芸興行師で自らがお笑いを追求する立場でした。
そのような事務所なので、若手芸人が芸を磨くための投資は惜しまないといいます。
単独ライブや漫才ツアーなどには全面的に協力してくれるんだそうです。
また、芸人を尊重する点も芸人に対して優しいと言われる理由のひとつなんでしょうね。
②マセキ所属の芸人が優しい
ナイツ塙さんはじめ、マセキ所属の芸人が口を揃えて言うのが「マセキ所属の芸人が優しい」ということ。
今勢いのあるマセキの若手芸人、モグライダーなどはウッチャンの番組で前説をさせてもらっているそうです。
動画の中でも言われていますが、事務所の看板芸人であるウッチャンは特に自分の番組をたくさん持っているので、長いと何年も固定で前説をやることもあるようです。
③芸を磨く場として最高の環境
マセキ芸能社には師匠から若手芸人まで幅広い芸人が所属しています。
お手本にするのが師匠や人気芸人ばかりなので、芸を磨くには最高の環境と言えますよね。
そして、マセキの芸人はコントに強く、事務所側が自分に合った芸風を磨いてくれる良心的な会社のようです。
何より70年以上もの歴史を持つ事務所なので、業界の信頼度は高く、マセキの芸人なら使おうという会社もたくさんあるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは、
- マセキ芸能社ってどんな事務所?
- マセキ芸能社でお笑い芸人になるためには?
- マセキ芸能社のオーディション内容と応募方法は?
- オーデイションの難易度は高い?
- マセキ芸能社の評判は?
これらについて解説しました。
芸人が所属する事務所はたくさんあるなか、マセキ芸能社は所属芸人に優しく芸を磨くためのサポート体制は万全です。
そして、マセキにはお笑い芸人を目指す後輩を待っている先輩がたくさんいます。
お笑い芸人になるためにマセキ芸能社で頑張ってみてはいかがでしょうか?
応援しています!