ENBUゼミナールは俳優・映画監督を目指す人のための養成スクールです。
1998年、演劇ぶっく社(現えんぶ)の演劇コースからスタートしたENBUゼミナールは、20年以上にわたって映像業界で活躍する監督や俳優を輩出し続けています。
「映画監督になりたいけど、ENBUゼミナールって評判良いの?」
「ENBUゼミナールの学費はどのくらい?」
「卒業生にはどんな人がいるの?」
など、ENBUゼミナールについての皆さんの疑問について調査していきます。
Contents
ENBUゼミナールってどんなところ?
ENBUゼミナールは、映像業界で活躍できる映画監督や俳優になるために必要な技術や知識、考え方などを学ぶ養成スクールです。
代表の市原浩治氏はENBUゼミナールの方針についてこのように語っています。
「ENBUゼミナールでは代表の市原氏の方針の通りに実践重視のカリキュラムを組んでおり、授業では作品作りが中心になっています。」
こちらは、ENBUゼミナールの卒業生でもある映画監督、早川千絵さんが映画監督コース夜間部を受講していた時の話です。
「基礎的なこと、例えば撮影の方法を丁寧に教え込まれるというよりは、『じゃあ行ってらっしゃい』みたいな感じですよね。市橋さんからもありましたけど、まずはやってみる。『ここにある機材を使って街に出てとにかく撮ってらっしゃい』と。
習うより慣れろとはまさにこういうことですね。
ENBUゼミナールの実践主義がよく表れたエピソードです。
早川千絵
- 2014年公開の短編「ナイアガラ」でカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門入選
- 2018年是枝裕和総合監督のオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」の一編「PLAN 75」の監督・脚本
映画監督として国際的な評価も高いですね。
それではENBUゼミナールのカリキュラムについてみていきましょう。
ENBUゼミナールにはどんなコースがあるの?
ENBUゼミナールのカリキュラムには2つの長期コースがあり、それとは別に期間限定の短期ワークショップも開催しています。
長期コースは以下2つです。
・映画監督コース(1年間)
・演劇・俳優コース(1年間)
短期ワークショップは2日〜1週間程度の期間で、その時に必要なテーマが設定されます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
映画監督コースの特徴
ENBUゼミナールの映画監督コースはじっくり作品と向き合える環境が整っています。
まずはENBUゼミナールの映画監督コースの特徴を見てみましょう。
- 機材の貸出が無料!
映画を製作するためには多くの高価な機材を使う必要がありますが、ENBUゼミナールでは機材の貸出を無料で行っているため、自分で機材を購入しなくてもカメラワーク、脚本、撮影、編集まですべての製作工程を学べます。 - 全員が作品を制作、映画館で公開!
在学中にすべての生徒が作品を制作し、映画館で公開します。
現役で活躍中の映画監督、脚本家が生徒の作品制作をフォローします。 - 俳優コースとのコラボ講座!
ENBUゼミナールの俳優コースの生徒とコラボすることで演出やキャスティングなど、俳優と関わる制作過程も実践的に学ぶことができます。
ENBUゼミナールのカリキュラムを受けた現役生・卒業生は数々の映画祭で賞を受賞するなど、自主映画や商業映画の世界で活躍しています。
また他のスクールの映画監督コースは、生徒の中から数名が監督に選ばれ、他の生徒は裏方に回るケースが多いです。
前述しましたがENBUゼミナールは生徒全員が作品を手掛けるという方針のもと、卒業制作として全員が脚本を書き、キャスティングや撮影も一人ひとりが行います。
前出の早川さんも数あるスクールの中からENBUゼミナールに決めた一番の理由は、全員が監督になれることだったと語っています。
せっかく映画監督コースに入ったのに、実際に監督の役割ができるのが何十人といる生徒の中から数名だけで、他の人はその他の手伝いでは多くの生徒にとってはあまり意味がないですよね。
演劇・俳優コースの特徴
ENBUゼミナールの演劇・俳優コースでは俳優が必要とされる具体的な技術を学びます。
演劇・俳優コースの特徴は以下の通りです。
- 現役の演出家や映画監督の指導が受けられる!
第一線で活躍する演出家、映画監督、俳優が生徒一人ひとりの個性を伸ばす演技を指導します。 - 「伝わる」確かな表現力を身につける!
台本による演技、身体で表現する手法やエチュード(自分でセリフや動きを考える即興劇)により演技スキルを身につけます。
発表会や映像撮影、舞台公演などの多くの実践の場も提供します。 - 卒業後は劇団や事務所への所属を目指す!
演出家や劇団、OBのネットワークが豊富なので、劇団や芸能事務所へ所属するチャンスがあります。
ENBUゼミナールの演劇・俳優コースは、全くの初心者でも演技力を身につけられる環境を整えています。
そして、「一生演技を続けていくための知恵とネットワーク」「今、出会ってほしい演出家・映画監督との創作機会」を大切にしています。
ENBUゼミナールは演技の技術だけでなく、映像業界に関わる人と人とのつながりを重要視していることがわかります。
短期ワークショップの特徴
ENBUゼミナールでは、二つの長期コース(一年間)のほかに2日~1週間以内の短期間のワークショップも積極的に開催しています。
講師には第一線で活躍されている監督や演出家、俳優や様々なジャンルの専門家などバラエティに富んだ方を招いています。
ワークショップの内容は、その時に必要とされる知識や技術を教えています。
例えば2022年では、日本国内でも海外の案件が増えていることを踏まえ、英語の台本や英語のセリフなどに対応できるようになるための英語演技ワークショップが行われました。
スクールを卒業しても演技の学習に終わりはありません。
さらに上を目指して、このようなワークショップを積極的に活用することをお勧めします。
スクールの学費など費用はどのくらい必要?
ENBUゼミナールの受講費用は以下の通りです。
期間 | コース | 入学金 | 授業料 | 施設・実習費用 | 合計 |
長期 (一年間) |
映画監督 コース |
\40,000 | \330,000 | \80,000 | \450,000 |
演劇・俳優 コース |
\40,000 | \330,000 | \80,000 | \450,000 | |
短期 ワーク ショップ |
俳優ワーク ショップ (2~4日間) |
\20,000 ※リピーター割引 ¥15,000 ※中高生割引 \10,000 |
■リピーター割引:以前にENBUゼミナールの一年コース、サマースクール、短期ワークショップを受講した人が対象
■中学・高校生特別割引:中学・高校生はすべて10,000円
すべて税込みで一括(銀行振り込み)で支払う場合の金額です。
短期ワークショップは内容や日数によっては金額が変わる可能性もあります。
一括でのお支払い以外に6回、12回、24回の分割払いが可能です。
支払回数 | 1回目のお支払 | 2回目以降 | 分割手数料 | 合計(入学金含) |
24回払い | ¥19,318 | ¥19,300 | ¥53,218 | ¥503,218 |
12回払い | ¥36,742 | ¥36,400 | ¥27,142 | ¥477,142 |
6回払い | ¥70,973 | ¥70,700 | ¥27,142 | ¥464,473 |
※入学金40,000円は別途支払います。
ENBUゼミナールで学びたいけど合格倍率は高い?
ENBUゼミナールの合格倍率に関する情報はほとんどなく、運営側からも合格倍率の情報を公表していません。
しかし、ENBUゼミナールに入学するために合格倍率を気にする必要はなさそうです。
ENBUゼミナールでは、応募者が合格基準をクリアしていれば合格させるという選考方法と考えられます。
ですから、何人の応募者がいて合格倍率が何倍というデータに意味はありません。
合格基準をクリアしていれば合格させると考えられる理由はスクールの募集日程の組み方にあります。
以下がENBUゼミナールの2022年度長期コースの募集日程です。
第1回募集 | 2021年12月1日(水)~12月25日(土) |
第2回募集 | 2022年1月4日(火)~1月31日(月) |
第3回募集 | 2022年2月1日(火)~2月28日(月) |
第4回募集 | 2022年3月1日(火)~3月31日(木) |
第5回募集 | 2022年4月1日(金)~4月23日(金) |
このように複数回に分けて募集をして生徒を選考しています。
このことは、始めから定員数(20名)の生徒を選ぶことを目的としておらず、入学基準をクリアできる生徒を選考して、定員数に達するまで何回も募集をかけていることを意味しています。
仮に第一回の募集に20人だけ応募があったとして、全員が入学基準をクリアしていれば20人合格し合格倍率は1倍になります。
1,000人の応募がありそのうち一人が入学基準をクリアしていれば合格は1人、合格倍率は1,000倍になります。
そのような合格倍率を気にするより、自分がENBUゼミナールの合格基準に達していれば合格すると考えればいいでしょう。
初心者であっても学べるカリキュラムなので、映画、演劇を本気で学びたい気持ちがあれば、ENBUゼミナール入学の可能性は広がるはずです。
実際、ENBUゼミナールには本気で学びたい人が集まってきます。
なぜならENBUゼミナールには独自の映画制作企画「シネマプロジェクト」があり、この企画で制作された映画は非常に質が高いと評判だからです。
ENBUの評判を上げた、「シネマプロジェクト」とは?
ENBUゼミナール・シネマプロジェクトは注目の監督とこれから大きく羽ばたきたい俳優たちが集まり、ワークショップを経て映画制作を行う企画です。
映画制作の流れ
シネマプロジェクトの映画制作の進め方は以下の通りです。
シネマプロジェクトの流れ
- ENBUゼミナールが卒業生を中心に注目の若手監督二人を起用する。
- 監督による面接オーディションにより出演俳優を選抜する。
- 二人の監督によるワークショップを出演俳優全員が受講する。
- 二人の監督がそれぞれの映画に出演する俳優を選抜する。
- それぞれの作品を制作して映画館に一般公開します。
より分かりやすくするために一般的な映画の制作手順と比べて解説します。
一般的な映画の製作手順
- 企画
タイトル、ストーリー、資金調達、スケジュールなど、映画をつくるための計画・企画を立てます。
- シナリオ作り
ストーリー、プロット、ハコ書き、シナリオと段階を踏みながら作っていきます。
- 準備
俳優の出演交渉やオーディション、スケジュールや予算のマネージメント、美術チームや技術チームのそれぞれの準備をします。
- 撮影
念入りな準備の末、撮影開始です。
- 仕上げ
音と映像の編集作業を行い作品を完成させます。
- 上映
シネマプロジェクトと比べてみましょう。
①企画
監督とプロデューサーが映画の大枠を決めていきますが、自分にとっていい作品を作りたい監督と、売れる作品を作りたいプロデューサーとでは、作りたい作品が一致しないことがあります。
監督とプロデューサーは話し合いますが、最終的には立場が強いプロデューサーの意見が優先されるでしょう。
シネマプロジェクトのプロデューサーはENBUゼミナール代表の市橋浩治さんです。
市橋さんは作品には口を出さない主義なので監督は自分が作りたい作品を作ることができます。
②シナリオ作り
シナリオ作りは脚本家の仕事ですが、シネマプロジェクトでは監督がシナリオを書きます。
作品の土台となるストーリー作りも監督が自分の考えで作れます。
③準備
俳優のオーディションも監督が行います。
④撮影
撮影が始まっても必要に応じて脚本や演出などは変更を加えます。
作品作りは監督の権限が大きいので、安全や予算の問題でなければ映画制作に関してスムーズな変更が可能です。
⑤仕上げ
撮影後の編集作業でも、監督の思い描いている構成が反映されやすいでしょう。
⑥上映
完成した作品は1週間くらい劇場で上映して、その中で評判が良ければ一般公開されていきます。
シネマプロジェクトは監督の権限が強く、自分の作りたい作品を作れる特徴がありますが、中でも出演俳優の選考方法がユニークですね。
先に説明した通り、シネマプロジェクトの場合は始めに二つの映画の俳優を一回のオーディションでまとめて選んで、ワークショップを通じて俳優の個性や長所を知ったうえでそれぞれ自分の作品に出演する俳優を選びます。
つまり、始めのオーディションとワークショップ後の俳優選抜と2回にかけて監督が出演俳優をじっくり選べるわけです。
監督の撮りたい俳優を選ぶのにこれほど適した方法はないでしょう。
予算規模が大きい映画になると、影響力の強いプロデューサー、シナリオを作る脚本家、俳優の出演交渉やオーディションを行うキャスティングディレクターなど多くの人間が作品作りに関わります。
シネマプロジェクトでは作品作りに関して多くの役割を監督が行うので監督のイメージ通りの作品を作り上げられるメリットがあります。
次は、シネマプロジェクトが生み出した、あの有名映画について解説します。
シネマプロジェクトの代表作
2018年、ENBUゼミナールが送り出した映画が世界を驚かせます。
その映画とは
「カメラを止めるな!」です。
映像の世界に興味がある人なら知らない人はいませんよね。
映画を止めるな!
あらすじ
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影をしていたが、そこへ本物のゾンビが襲来。ディレクターの日暮は大喜びで撮影を続けるが、撮影隊の面々は次々とゾンビ化していき……。
「映画を止めるな!」はENBUゼミナールの劇場映画制作企画、シネマプロジェクトの第7弾で制作された作品です。
ハリウッドの大作映画なら何百億も掛かり、邦画でも3000万円以下なら安いといわれる映画製作費が、「映画を止めるな!」は何と300万円でした!!
そんな映画は2017年11月に都内でひっそりと公開されていましたが好評を博しSNSでも評判が広まります。
2018年8月には日本大手の映画配給会社アスミック・エースが共同配給して全国に拡大公開しました。
さらに、海外からの評価も高く、10か国以上の映画賞を受賞しています。
2018年の「カメラを止めるな」の大ブームから4年後の2022年5月、アカデミー賞5冠に輝いた監督とフランスのトップ俳優陣によるリメイク作品、「キャメラを止めるな」がカンヌ国際映画祭のオープニング作品としてプレミア上映されました。
日本でも2022年7月に公開されています。
オリジナル版がどれほど世界中で評価されていたのかがわかりますね。
ENBUゼミナールの評価を口コミから読み解く
ENBUゼミナールは悪い口コミはほとんど聞こえてきません。
卒業生の方がツイートされているのを見かけることはありますが、このようにポジティブなものばかりです。
ENBUゼミナール関係者のみなさま応援ありがとうございます!
劇団員の安藤安按です!
実は……わたしも卒業生です🥹 https://t.co/2aINVbNirQ— 安藤安按(22) (@andpocha) September 1, 2022
悪い口コミが上がってこないことについて考えられる理由は二つです。
一つ目は、入学する生徒の人数が少ないため口コミ自体が少なくなるという理由。
二つ目は、とてもいいスクールで不満を抱く生徒がいないという理由。
考えられるこの二つの仮説について検証していきます。
悪い口コミがない理由① 口コミ自体が少ない
一つ目の「入学する生徒の人数が少ないため口コミ自体が少なくなる。」について検証していきます。
長期の映画監督コースも演劇・俳優コースはどちらも定員20名です。
一年間のコースが2つでそれぞれ20名ずつ、計40名の定員はシネマプロジェクトを手掛けるスクールとして知られるENBUゼミナールの知名度を考えても少ないといえます。
入学する生徒の数が少ないため口コミ自体が少ないという理由は一つの原因として考えられそうです。
ところで、ENBUゼミナールは20年以上にわたり映像関連のスクールを運営しており、2018年には「カメラを止めるな」の大ヒット作品も生まれたことで、スクールとして規模を大きくするチャンスもあったはずです。
それにもかかわらず小規模運営を続けているのは、スクールの利益よりも生徒一人ひとりをしっかりと育てることを一番に考えているからこそといえるでしょう。
悪い口コミがない理由② 不満を抱く生徒がいない
20年以上スクールを運営していれば少しは悪い口コミもありそうですが、本当に見つかりません。
ツイッターは発信者が分かるので卒業生が悪口を書くのは抵抗がありますが、匿名性の高いネットの掲示板でも同様です。
先ほど紹介したツイッターの方のようにENBUゼミナールをポジティブに捉えている卒業生はよく見られます。
実際にENBUゼミナールで学んだ生徒の方は満足していると考えてよさそうです。
以上のことから、ENBUゼミナールは悪い口コミがほとんど見られない理由は、スクールで学ぶ生徒が多くないことと、入った生徒の満足度が高くENBUゼミナールに対する不満がないことが推察されます。
卒業生はどんな人がいる?
ENBUゼミナールは実践主義のスクールなので、卒業後に実績を残し続けている方が多く見られます。
市井昌秀(映画監督コース卒業)
2004年にENBUゼミナールを卒業後、精力的に映画の制作を続けています。
市井監督の作品の一部を紹介します。
「無防備」
- 第13回釜山国際映画祭 新人監督作品コンペティション部門最高賞(2008年)
- ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品(2009年)
「箱入り息子の恋」
- モントリオール世界映画祭「ワールドシネマ部門」に正式出品(2013年)
「十月十日の進化論」(WOWOW TVドラマ)
- 第52回ギャラクシー賞 奨励賞(2015年)
- 日本放送民間連盟賞 テレビドラマ部門優秀賞(2015年)
- 東京ドラマアウォード2015 単発ドラマ部門優秀賞(2015年)
2022年9月には最新作「犬も食わねどチャーリーは笑う」(主演:香取慎吾)が公開されます。
今後の活躍も楽しみですね。
青野竜平(演劇コース)
青野竜平(あおの たっぺい)さんは2011年 ENBUゼミナール卒業後、舞台を中心に活動していましたが、2020年に芸能事務所High Endzに所属後、活動の場を広げ1年で10を超えるCM出演をつかみ取りました。
芸能事務所High Endz所属後の出演作品を紹介します。
映画
- ENBUゼミナールシネマプロジェクト第9弾「河童の女」(2020)
主演 柴田浩二役
ドラマ
- TBS「日本沈没」第5話(2021年)
2022年10月に公開予定の映画「ミドリムシの姫」(監督:真田幹也)にも出演しています。
青野竜平さんはENBUゼミナールを2011年に卒業してから2020年に芸能事務所に所属するまでの9年間、舞台俳優として活動していました。
2020年に芸能事務所に所属してから、たくさんのCMに出演するなど、メディアへの露出が多くなり、今後が期待される俳優の一人です。
この記事の始めに、ENBUゼミナールの演劇・俳優コースの特徴の一つが「一生演技を続けていくための知恵とネットワーク」を身につけることと紹介しました。
青野竜平さんが今まで俳優として続けてこれたのは、「一生演技を続けていくための知恵とネットワーク」を身につけていたからかもしれませんね。
これからの「青野竜平」の活躍に注目です。
まとめ
ここまでENBUゼミナールに関して解説していきました。
以下にまとめておきます。
- ENBUゼミナールは実践型のスクールで理論よりまずは実践
- 長期(1年間)コースは映画監督コースと演劇・俳優コース
- 短期ワークショップは今現場で求められていることを学習する
- スクール費用は1年間で450,000円、短期ワークショップは1回20,000円
- シネマプロジェクトはENBUゼミナールの映画製作プロジェクト
- シネマプロジェクトの代表作は「カメラを止めるな」
- ENBUゼミナールには悪い口コミがない
- ENBUゼミナールの合格倍率は非公開だが、やる気と熱意があれば大丈夫
- 卒業生は監督、市井昌秀さんや俳優、青野竜平さんなど長く活躍し続けている
どうでしょうか?
ENBUゼミナールには業界に詳しくない人でも知っているようなスタープレーヤーはいません。
映画の宣伝広告にお金をかけて名前を売るようなこともしていません。
その中で、「カメラを止めるな」は大ヒットを飛ばしました。
映画に必要なのはカネじゃない、中身だと多くの映画関係者に勇気を与えたのです。
「カメラを止めるな」で大きな注目を集めるようになったシネマプロジェクトは、それでも商業主義に染まらず、今という時代を表現する、自分たちが作りたい映画を制作し続けています。
本当に自分の作りたい作品を生み出したい映画監督志望者、一時的に流行って消えていくのではなく一生俳優業を続けていきたい人は、ぜひENBUゼミナールに飛び込んでみてはどうでしょうか?