アイドルになりたいと思っている中学生や高校生の方はたくさんいると思います。
でも、
「中学生や高校生でもアイドルになれるの?」
「中学生や高校生で受けられるオーディションってどんなのがあるの?」
といった不安や悩みがあるのではないでしょうか。
アイドルになる方法には「スカウト」・「オーディション」・「養成所」の3パターンがあります。ここではその中でも最も一般的な「オーディション」のことをメインに紹介していきますね。
Contents
中学生や高校生でもアイドルになれるの?
結論からいうとなれます!
なぜなら今では実際に中学生や高校生で活躍しているアイドルはたくさんいるからです。
しかし、中学生や高校生でアイドル事務所に所属するには親の承諾が必要となります。学校によってはアイドル活動を禁止しているところもあるので、確認が必要です。また、学業との両立や親御さんの承諾を得ることを考えると、アイドルになりたいという本気の強い気持ちが必要になってきます。
芸能界という業界は「人気商売」です。外見が良く、もともと歌が上手だったとしても、血のにじむような努力をしなければ輝けない、そんな厳しい世界です。だからこそ、実力と努力で親御さんに認められ、協力してもらえてこそ、輝けるチャンスを得ることができます。
強い気持ちと、努力を忘れずに!
中学生・高校生でアイドルになる方法は?
アイドルになる方法には上でも述べましたが、3パターンあります。どれが自分に合っているのか、参考にしてみてください。
①スカウト
スカウトの定番地といえば渋谷や原宿です。ここで声をかけられて芸能人やアイドルになった方もいます。しかし、今ではSNSや動画サイトから関係者の目にとまることも少なくはありません。まずは自分から発信してみることも大事です。
また、スカウトには悪質なものもあるので、一人で決めず、周りに相談しながら進めたほうが良いでしょう。
②オーディション
アイドルになる方法として一般的なものがオーディションです。しかし、オーディションに合格したからすぐデビューというわけではありません。人気グループの追加メンバーオーディションや人気事務所のオーディションはライバルが多くなるので、常に向上心を忘れずに。
③養成所
養成所などのスクールに通い、ダンスや歌などのレッスンを受け、本格的なスキルを身につけます。養成所は事務所と直結していることが多いので、所属したい事務所がきまっているのであれば、そこが運営している養成所に通いながら勉強し、自分を高めていくことも、アイドルになる方法のひとつです。
アイドルオーデションの倍率は?
オーディションの合格率は公表されていないので、正確にはわかりません。事務所などによって多少の差はあるとは思いますが、狭き門だということは間違いないでしょう。
ちなみにですがNiziUが選ばれた「NiZi Project」では総勢10231人の応募があり、そこから選ばれたメンバーはわずか9人。倍率はおよそ0.08%とかなり厳しいことがうかがえます。
大手事務所のグループアイドルオーディションの紹介
ここでは、大手事務所で行っているグループアイドルオーディションを紹介します。事務所ごとに特徴をまとめてみました。
48グループ
いわずと知れたAKB48を筆頭にSKE48、HKT48など全国で48グループが活動しています。
オーディションは各グループが不定期に行っています。
憧れのグループがあるなら、随時チェックが必要ですね。
坂道グループ
AKB48の公式ライバルとし乃木坂46が結成されたことから始まり、今では欅坂46、日向坂46、吉本坂46と4つのグループが活動しています。
過去には合同オーディションが開催されましたが、今はそれぞれのグループが単独でオーディションを行っています。こちらも不定期なので随時チェックが必要となりますね。
テアトルアカデミー
テアトルアカデミーは、赤ちゃんからシニアまで幅広い年代が所属する総合芸能学院です。
傘下に事務所があるので、そのまま所属することや事務所で活動ができます。
広告を見ることも多くあるとは思いますが、オーディションは随時開催しており、公式ホームページか郵送で応募することができます。
avex
浜崎あゆみ、大塚愛、倖田來未など女性アーティストが多く所属している事務所です。
オーディションは公式サイトから常に応募可能です。
ジャニーズ事務所
SMAPや嵐といった人気男性アイドルグループを誕生させています。
オーディションは常に受け付けており、郵送のみで応募可能です。
ワタナベエンターテイメント
ワタナベエンターテイメントはお笑い芸人が多く所属していますが、俳優やタレントも在籍しています。アイドルではAKBの柏木由紀なども在籍しています。
オーディションは随時応募できるマンスリーオーディションがあります。
大手事務所のオーディションのデメリット
大手事務所のオーディションについて、デメリットを知っておくことで必要なものがわかります。ここではデメリットを2つご紹介します。
①オーディションの倍率が高い
大手事務所のオーディションへの応募数はとにかく多いです。上でも述べていますが、合格率は1%をきることもあります。しかし、事務所へ所属することはゴールではなく、むしろスタートです。狭き門でも突破できる、そんな心の強さが必要になってきます。
②所属後の競争率が高い
実力と運でめでたく狭き門を突破できたとしても、そこはまだスタートです。大手事務所は所属している人数も多くなります。入っても養成所でレッスンを積んだりと、なかなか仕事をもらえず、埋もれてしまう可能性もあります。入所できたからとあぐらをかくのではなく、常に努力は必要ですね。
大手事務所のオーディションのメリット
大手事務所のメリットを知ることで、デメリットと比べ、自分に対してどちらが大きいのか比べることができます。ここでは3つ紹介しますね。
①仕事が豊富
業界でのつながりや、資金力があるので小さな事務所ではもらえないような仕事ももらえます。また、有名人のバーターとして仕事がもらえるチャンスがあるのも、大手事務所ならではのメリットです。
②プロモーション力がある
資金力があるのでプロモーションも充実しています。たくさん宣伝してもらえれば、それだけ有名になりやすくなります。
③契約上のトラブルがすくない
資金の余裕や今までの実績があるため、契約上のトラブルは少ないでしょう。少なくとも突然つぶれてしまうようなリスクはないと思われます。
最後に
今ではアイドルの低年齢化が進み、平均年齢も下がってきています。それはつまり、中学生、高校生でもアイドルになりやすくなってきているということです。
オーディションを受けるチャンスは誰にでもあります。しかし事務所も有名なところから無名なところまで数多く存在し、中には甘い言葉で誘ってきて、トラブルが起こってしまうということも無いとは言えません。
中学生、高校生であるうちは、親御さんの協力が必要となってきます。まずは夢を理解してもらい、大手事務所のメリット、デメリットを考えたうえで、色々なオーディションにチャレンジしてみてくださいね。