田辺エージェンシーは小規模なものの、実力派がそろっていることで有名な事務所です。タモリさんや堺雅人さん、永作博美さんなど、誰もが知っている芸能人も所属しており、新人発掘・育成にも力を入れていると言われます。
「田辺エージェンシーのオーディションに受かるにはどうすればいいんだろう?」
「田辺エージェンシーのオーディション合格率はどれくらいなんだろう?」
「田辺エージェンシーの評判はどうだろう?」
今回はそんな疑問にお答えしていきます。
Contents
田辺エージェンシーに入るにはどうすればいいの?
まず、田辺エージェンシーに入るにはどうすればいいか見ていきましょう。田辺エージェンシーに入るには、事務所が行っているオーディションに受かる必要があります。オーディションは公式ページから応募することができ、募集は随時行われています。
随時募集しているため、時間をかけて準備してから応募する人も、多くいると思われます。他の応募者に埋もれてしまわないよう、しっかりと準備・対策をしてから応募しましょう。オーディションの対策については下で解説しています。
田辺エージェンシーに入るためのオーディションにはどんな種類があるの?
次に、田辺エージェンシーで募集しているオーディションの種類について見ていきましょう。田辺エージェンシーの公式ページでは俳優、タレント、ミュージシャンの3種類が募集されています。
いいえ、モデルは俳優のページから応募できます。入力項目「志望ジャンル」で俳優かモデルを選ぶことができます。この項目は必須ではありませんが、「俳優ではなくモデルになりたい!」と決めている場合は、入力しておいた方がいいでしょう。
田辺エージェンシーに入るためのオーディションの内容は?
次に田辺エージェンシーで行われているオーディションの内容について見ていきましょう。とはいえ、田辺エージェンシーはオーディションの内容を公表しておらず、詳細は不明です。
他の芸能事務所を参考に考えていきましょう。一般に芸能事務所のオーディションは
- 一次審査(書類審査)
- 二次審査(面接・実技)
の2段階で行われます。田辺エージェンシーも同じだと仮定し、順番に解説していきます。
①一次審査の内容
まずは一次審査についてです。田辺エージェンシーのオーディション申込フォームに「審査通過された方のみご連絡いたします」とあることから、申込フォームがそのまま一次審査(書類審査)になっていると思われます。
申し込みフォームは俳優(俳優とモデル)、タレント、ミュージシャンに分かれており、以下のことを入力します。
共通
- 氏名・住所・連絡先などの基本情報
- 芸能活動歴(あれば)
- 写真・動画などのURL
- 保護者氏名(未成年者のみ)
俳優(俳優とモデル)
- 身長
- 体重
- スリーサイズ
- 志望ジャンル(俳優かモデルか)
- 志望動機
- 学歴・職歴
- 免許・資格
- 好きな本・映画・テレビ
- 尊敬する人
- 特技
タレント
- コンビ名
- 結成日
- メンバー別自己アピール
- 近日のライブ予定
ミュージシャン
- バンド構成全員分
- 活動歴
- 好きなアーティスト
- 代表的な自作の歌詞
- 自己アピール
- 近日のライブ予定
入力必須は基本情報など一部で、残りは任意となっています。入力しなくても応募はできますが、一次審査の合格率も低いので(合格率については下で詳しく説明します)、入力できるものはできるだけ入力しましょう。
②二次審査の内容
二次審査の内容は不明なため、他の芸能事務所からの推測になります。事務所によって個別面接の場合と集団面接の場合がありますが、田辺エージェンシーは随時募集しているため、個別面接になると思われます。
一般に二次審査では以下のことが行われます。
- 自己PR
- 志望動機
- 質疑応答
- 実技(セリフ読み、モデルウォーク、歌など)
田辺エージェンシーのオーディションでも似たことが行われる可能性が高いので、これらの対策をしていきましょう。自己PRや志望動機は申込フォームでも入力していますが、二次審査(面接)でも改めて聞かれることが多いです。
オーディションの対策については下で詳しく見ていきます。
田辺エージェンシーのオーディションに受かるポイントは?
次にオーディションに受かるためのポイントについて見ていきます。一次審査、二次審査に分けて解説します。
一次審査のポイント
一次審査のポイントは以下になります。
- 入力内容に不備が無いようにする
- 嘘はつかない
- 志望動機は「田辺エージェンシーに入りたい理由」を書く
- 自己アピールは相手の目線に立って書く
順番に説明していきます。
入力内容に間違いがないようにする
大切なオーディションで間違えるわけがないと思うかもしれませんが、緊張していると打ち間違いも起こります。全部書き終えた後に間違いはないか、誤字脱字がないかチェックしておきましょう。
嘘はつかないようにする
自分を少しでも良く見せたい気持ちは誰にでもあります。しかし、嘘をついたことがバレると心証はとても悪くなりますし、審査に慣れている人には嘘や背伸びが分かります。「少しなら大丈夫」とは思わないようにしましょう。
志望動機には「芸能界に入りたい理由」ではなく「田辺エージェンシーに入りたい理由」を書くようにする
もしかしたら、あなたは芸能界に入りたいのであって、田辺エージェンシーに入りたいわけではないかもしれません。田辺エージェンシーは、あなたが受けている様々な事務所の中の、ひとつにすぎないのかもしれません。
しかし、事務所としては、一緒に仕事をするなら、「受かるならどこでもいい人」より「ここで活動したい人」を選びたいと考えます。申し込みフォームに書き込む前に、「どうしてここに応募したいのか」をしっかり考えるようにしましょう。
自己アピールは事務所の目線に立って考える
自己アピールを書こうとすると、つい、「自分はこんなことができる。こんな長所がある」と書いてしまいがちです。しかし、それだけでなく、長所が仕事にどう役立つか、事務所の方向性にどう合致しているかを書くようにしましょう。事務所の要望とあなたの長所が一致していること伝えられると良いです。
二次審査のポイント
次に二次審査のポイントについて見ていきます。田辺エージェンシーのオーディション内容は不明なため、他の事務所のオーディションを参考に、内容を仮定しています。
二次審査のポイントは以下のようになります。
- 申し込みフォームの内容と矛盾がないようにする
- 事前にしっかり準備をしておく
二次審査(面接)は、申込者からの一方通行だった一次審査(書類審査)と違い、申込者と審査員でコミュニケーションをとる形になります。そのため、雰囲気や印象も重要になります。以下で詳しく見ていきましょう。
申し込みフォームの内容と矛盾がないようにする
一次審査で志望動機や自己アピールを書きましたが、これらは二次審査でも訊かれる可能性が高いです。一次審査と二次審査で内容が異なっていると不審に思われるので、矛盾がないようにしましょう。
「自分の気持ちに正直に答えているのだから矛盾するはずがない」と思うかもしれません。けれど、時間が経つにつれて気持ちや考えが変わることはあります。大きな出来事が原因で変化したなら記憶に残りますが、ゆっくりと変化した場合は自分でも気づかないことがあります。
そのため、入力フォームはプリントアウトするなどして手元に残し、二次審査の前に今の気持ちと変化がないか確かめるようにしましょう。変化することは悪いことではないので、変化した場合には、その理由と今の気持ちを説明できるようにしておいて下さい。
事前にしっかりと準備をしておく
田辺エージェンシーの二次審査は詳細不明ですが、ある程度は推測して対策を立てることができます。一般に二次審査では以下のことが行われます。
- 自己PR
- 志望動機
- 質疑応答
- 実技(セリフ読み、モデルウォーク、歌など)
自己PRや志望動機は前もって考えておき、当日はすらすら答えられるようにしておきましょう。
質疑応答では以下のことを訊かれることが多いので、こちらも前もって答えを準備しておきましょう。
- 合格してからの目標
- 好きな芸能人とその理由
- 自分の特技・個性
- 事務所に対する質問
家族や友人に審査員をしてもらい、すらすら答えられるようになるまで練習するのも有効です。この時には、相手に他の質問も考えてもらい、その場で考えて答える練習もしておきましょう。前もって経験しておくと、当日予想外の質問が来ても慌てずにすみます。
セリフ読み、モデルウォークなどの実技も、普段から練習を重ねておくことが重要です。コンディションにも気を付けて、当日は自分の全力を出せるようにしておきましょう。
田辺エージェンシーのオーディションに申し込むにあたっての疑問点
田辺エージェンシーに入るためのオーディションの倍率・合格率は?
田辺エージェンシーはオーディションの倍率・合格率を公表していないため、不明です。一般に芸能事務所の倍率は500倍とされますが、田辺エージェンシーは少数精鋭型の事務所のため、倍率はさらに高いと思われます。
実際、田辺エージェンシーのオーディションに合格した人はほとんど聞きません。
参考に、2021年と2022年に行われた「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」の倍率を見ていきましょう。これは田辺エージェンシーと秋元康さん、それにTBSがチームを組み、将来活躍する女優を発掘、育成する企画です。
2021年では応募者が約9000人だったのに対し、最終的な合格者は5人。2022年は応募者約5500人に対し合格者は8人でした。これをそのまま、田辺エージェンシーのオーディション倍率に当てはめることはできませんが、かなり狭き門であることは確かなようです。
TBS×田辺エージェンシー×秋元康「女優発掘・育成プロジェクト『私が女優になる日_』」について
上で少し書いた「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」について解説します。これは田辺エージェンシーと秋元康さん、それにTBSがチームを組んで行った企画で、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成することを目的としています。
2021年に行われた際には、応募者約9000名の中から最終的に5名が合格し、深夜ドラマ「この初恋はフィクションです」に出演しました。うち1名は主演です。
2022年は応募者約5500名に対しグランプリ1名がドラマ「差出人は、誰ですか?」の主演女優として出演、他のファイナリスト7名が新企画「黒歴史って呼ばないで」に出演しています。
2023年以降の企画については、現時点では情報がありません。しかし今後も行われる可能性はあるので、選択肢のひとつとして注意しておくといいでしょう。
田辺エージェンシーの評判は?
最後に、田辺エージェンシーの評判について見ていきましょう。
田辺エージェンシーは芸能事務所としては小規模なものの、タモリさんや堺雅人さんなどの実力派も所属している他、研ナオコさんや由紀さおりさんとも業務提携を行っています。まさに少数精鋭型の事務所ですね。
所属者が少ない分、まんべんなく仕事を回している様子です。さらに田辺エージェンシー自体も番組制作を行っているので、そちらに出演できる可能性もあります。新人育成にも積極的なので「所属はしているけど仕事はない」といったことはなさそうです。
入るのは難しいが所属できたら安心な事務所、といった印象です。
これは田辺エージェンシーの社長が「芸能界のドン」と呼ばれていることと関係があるようです。権力があり、所属タレントのスキャンダルをもみ消すことができると噂されています。それを「心強い」と感じるか「怖い」と感じるかはその人の考え方次第ですね。
おわりに
今回は田辺エージェンシーについて
- オーディションの内容
- オーディションのポイント
- オーディションの倍率・合格率
- 田辺エージェンシーの評判
について解説しました。
今回の記事があなたのお役に立てたなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。