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俳優オーディションで必要な自己PRの例文を紹介!30秒・1分で特技はないけどインパクトを出す方法

俳優オーディションの審査で必ずと言っていいほど、自己PRはありますよね。
しかも、30秒や1分と制限時間を設けられていることも。
30秒や1分の間にどう自己PRを話せばいいかわからない…。
特技がないから自己PRが思い浮かばない…。

そんな悩みを解決していきましょう。

最初に30秒と1分の例文を紹介しますね。

30秒・1分の自己PRの例文は?

30秒・1分の自己PRの例文を紹介します。
審査員へのアピールのポイントもお話しますね。

30秒PRの例文

私は本を読むのが大好きです。(結論)

学生時代の頃から、図書館で本を借りては毎日読んでいました。
今は週末に市内の図書館で10冊の本を借り、時間がある間は読んでいます。
また、本を読み出すと集中しすぎて、気がつけばあっという間に2時間以上過ぎています。(エピソード)

本を読むことで培った想像力と集中力を、与えられた役をなりきることに活かしていきたいです。(将来の夢)

どの部分で自己PRをしているか、ポイントをお話しますね。

30秒の例文のポイント

週末に10冊の本を借りているとしたら、「そんなに読んでいるんだ!どんな本を毎週10冊も読んでいるのだろう?」と思いますよね?
審査員もそう思うでしょうし、それを話題に質問もしてくれるでしょう。
インパクトと同時に興味を持ってもらえるように話しています。

また、本を沢山読むと想像力が培われますし、時間を忘れるほど本を読めるということは集中力もあると審査員にアピールしています。

よって、俳優としての能力を備えているとも伝えています。

続いて、1分自己PRの例文を紹介します。

1分自己PRの例文

私はよく人に声をかけられます。(結論)

歩いていたら道を聞かれたり、旅行に行くと必ず記念写真のカメラをお願いされます。
また、買い物をしていると「これはどこにあるのかわかる?」ともよく聞かれます。
困っている人を放っておけなくて引き受けるのですが、笑顔でお礼を言ってもらえると、その笑顔を見る度にとても嬉しく感じていました。(エピソード)

そのことがきっかけで「もっと沢山の人を笑顔にしたい」と思い、俳優を志しました。(志望動機)

将来は多くの人が笑顔になるような演技がしたいです。
そしてバラエティ番組にも出演し身近に感じてもらえる俳優になりたいです。(将来の夢)

こちらも次にポイントを話していきます。

1分の例文のポイント

よく人に声をかけられる事を全面に自己PRしています。
そして、困っている人を放っておけない性格だとも。
放っておけない性格だということは、助け合う精神があるということですよね。

助け合う精神を持ち合わせていることも審査員にアピールしています。
助け合う精神は協調性も表しているので、こちらも俳優としての能力を備えていると伝えています。

また、道を聞かれたり、カメラをお願いされることはたまにあっても、買い物をしているときまで声をかけられるとなると…そんなに声をかけられるの?!とは思いますよね。

よって、インパクトの部分は3つの具体例をあげた「よく声をかけられること」になります。

ただ単に自分のことを話すだけでなく、審査員へアピールするポイントもおさえましょう。
次からは自己PRの考え方を説明します。

自己PRの構成の作り方は?

例文を見たけどどうも考え方がわからない…と思いましたか?
そこで、自己PRの構成についてお話していきます。
構成を作っておくと文章の流れも思い浮かびやすいですよ。

自己PRの構成

自己PRを書くときの構成は以下の2つになります。

30秒の自己PR (結論)→(エピソード)→(将来の夢)
1分の自己PR (結論)→(エピソード)→(志望動機)→(将来の夢)

このように分けて考えると話がまとまりやすいです。

先程紹介した例文を使って構成を説明しますね。

30秒の自己PR例文の構成

  1. (結論)本を読むのが好き
  2. (エピソード)週末には本を10冊借りている・本を読むとあっという間に時間が経つ
  3. 将来の夢)集中力と想像力を俳優としていかしたい
続いて、1分の自己PRの構成もお話します。

1分の自己PR例文の構成

  1. (結論)よく声をかけられる
  2. (エピソード)道を聞かれる・カメラをお願いされる・商品の場所を聞かれる
  3. (志望動機)助けた人の笑顔を見て、もっと人を笑顔にしたいと思った
  4. (将来の夢)観る人を笑顔にできる演技がしたい、また親しみのある俳優になりたい

構成を書いてみると、なんとなく話の流れも浮かんできませんか?
後は文字数を考えながら文章を考えれば自己PRが完成します。

先程の例文に()の明記がありましたよね。
構成の部分を表しているので、また確認してみてください。

俳優オーディションの自己PRでインパクトを与えるには?

まず、自己PRは第一印象で決まります。
見た目から入り、話し方、雰囲気といった部分を審査員は見ていきます。

自分は人とは違う!という部分を自己PRで伝えることで、インパクトを与えることができますよ。

例をあげながらお話していきますね。

続きが気になるように話す

  • すごく強面な顔なのに、裁縫が趣味
  • 見た目は草食系男子なのに、過去はヤンキーだった
  • 動物が大好きで、家で4匹の犬・2羽の鳥を飼っている
  • 一度決めたらやりぬく性格で、1500ピースの絵柄のない真っ白のパズルに挑戦し完成させた

どうでしょう。

上記4つとも、話の先が気になりますよね?
このように、気になる部分があると人は印象に残りやすいです。
気になるとあなたに興味を持ってくれ、自己PRも興味深く聞いてくれるでしょう。

話し方で個性を出す

自己PRの内容が他の人と差がなかったとしても、地方出身で訛りのイントネーションで話したり、見た目は怖そうだけどとても優しい声で丁寧に話すという風に話し方を変えると、審査員の印象に残りやすいです。

「ん?見た目の雰囲気と違うんだな」と思わせる話し方が出来ればインパクトになりますよ。

とはいえ、急に慣れない口調で話すと必ずボロが出ます。
まずは普段の話し方から変えていき、慣れておくようにしましょう。

自己PRの構成とインパクトの出し方をお話しました。
でもこれといって特技が…と思って悩んでしまいますよね。
次で詳しく説明します。

特技はないけど、どうやって自己PRを考えたらいい?

これといって得意なことがないから自己RPを考えるのが難しい…と思っていますか?
大丈夫です!
何が出来るかや何が得意かではなく、審査員はあなたの人柄や内面を自己PRで知ろうとしています。

特技がある人の自己PRだとしても、特技自体を聞きたいのではなく、特技として言えるようになった過程や、そこまでの努力人との関わり合い方を審査員は聞きたいのです。
あなたがどんな人物かを伝える自己PRを考え、審査員に伝えましょう。

では、自己PRとして使われることが多い題材を表にして紹介します。

自己PRの題材例
  • 趣味
  • 性格
  • 過去にやっていたこと
  • 子供の頃の自分
  • 将来の夢
  • 好きなもの
  • 日常の習慣
  • 憧れの俳優
  • 長く続けていること etc…

上記以外にも、沢山の題材を自己PRに使うことができます。
ただ、なんでもいいというわけではありません。
あなたが誰にも負けないと自負できるもの俳優の能力に繋がりそうなものを題材にしてください。

あなたが審査員に伝えたいことは思い浮かびましたか?
次は、自己PRの30秒と1分はどれくらいの文字数なのかをお話していきます。

自己PRの30秒と1分ってどのくらいの文字数?

普段どのくらい話していて、それがどれほど時間を使っているかなんてわからないですよね。
そこで、文字数にして目安を紹介します。

30秒自己PR 150~160文字程度
1分自己PR 300~320文字程度

上記が目安です。
というのは、文字数が多すぎると早口になってしまいます。

更にオーディションの場は緊張するでしょうから、早口になってしまわないよう少し余裕をもてるように、思い出しながらゆっくりと話せる文字数が上記の目安です。

また、情報が多すぎても結局何をアピールしたいのかわからなくなってしまいます。
逆に少なすぎると情報が足りず、あなたがどんな人物かうまく伝わらずに審査員の印象にも残らないでしょう。

とはいえ、あくまで目安ですので文字数を超えても大丈夫。
ただし、30秒・1分と指定された時間内に伝え終わるようにしてくださいね。

30秒と1分はどのくらいの文字数か目安は分かったでしょうか。
最後に自己PRを考える時に注意してほしいことをお話します。

自己PRを考える時の注意点

ここでは自己PRを考える時に注意したいことをお話します。

嘘や誇張はしない

やってもいないのにやっていた、こんなこと言われてないけど言われたことにしよう…など、嘘や誇張は伝えないでください。

なぜなら、絶対にバレるからです。

例えば、マラソン大会に参加して完走出来たという話で、1番にゴールしたと誇張したとします。
すると、「ゴールしたときのタイムは?」や「2番の人とどれくらいタイムの差があった?」と質問を受けた時にしどろもどろになってしまいますよね。
誇張したことで嘘をついたことにもなり、審査員への印象も悪くなってしまいます。

ですので、絶対に嘘や誇張はしないでくださいね。

一人称は「私」を使う

なぜ一人称は「私」を使うのかといいますと、俳優オーディションは仕事の面接と同じ気持ちで受けるからです。
仕事の面接は、自分がどれだけ会社の役に立つかを面接官にアピールして採用してもらうことです。
オーディションも、自分を知ってもらい俳優として活躍できるかを審査員にアピールする場所ですよね?

どちらとも、自分をアピールして採用してもらうということ。

また、仕事の面接を受ける時、面接官に対し「俺」や「僕」とは使わず「私は…」と話し始める事が一般的です。
ですので、「私」を一人称として自己PRを考えましょう。

まとめ

  • 30秒・1分の自己PRの例文は?
  • 自己PRの構成の作り方は?
  • 俳優オーディションの自己PRでインパクトを与えるには?
  • 特技はないけど、どうやって自己PRを考えたらいい?
  • 自己PRの30秒と1分ってどのくらいの文字数?
  • 自己PRを考える時の注意点

以上6つをお話しました。
どうでしたか?
特技がなくても、30秒・1分の自己PRは考えることができます。

あなたの誰にも負けない部分を、審査員に思い切り伝えてください!

自己PRが完成したら、まずは声に出して練習してくださいね。
そうすることで文章がおかしくないかも確認できますから。
頑張ってください!