例年、大学生に人気な仕事「アナウンサー」。
アナウンサーというとフジテレビ、TBS、日テレなどの局アナが思い浮かぶと思いますが、実は最近では「フリーアナウンサー」も人気なんです。
フォニックスは、そんなフリーアナウンサーが所属する事務所のひとつ。
ここでは、
- フォニックスってどんな事務所?評判は?
- オーディションはやっている?
- オーディションの内容と倍率について
これらについて解説していきます。
Contents
フォニックスってどんな事務所?
フォニックスは、実力派フリーアナウンサーが所属する芸能事務所で、共同テレビ、フジテレビジョン、セント・フォースの3社が共同出資して2008年に設立されました。
他には、八木亜希子さん、小島奈津子さん、中野美奈子さん、本田朋子さんの6名が所属しており、元フジテレビの局アナからフリーとなった人気女子アナが所属しています。
所属人数はそこまで多くなく規模としては小さいかもしれません。
ですが、実績のあるアナウンサーばかりなので現在も多方面で番組に出演されていますよね。
フォニックスの評判ってどうなの?
ここでは、フォニックスの評判としてのポイントを2つ見ていきましょう。
- 元局アナ出身の受け皿的役割が強い?
- アナウンサー以外の仕事もしている?
一つずつ解説していきます。
①元局アナの受け皿的役割が強い?
先ほども述べましたが、フォニックスでフリーとして活躍しているアナウンサーは共同テレビやフジテレビ出身の方たちばかりです。
八木亜希子:元フジテレビ
滝川クリステル:元共同テレビ→フジテレビへ出向
高島彩:元フジテレビ
小島奈津子:元フジテレビ
中島美奈子:元フジテレビ
本田朋子:元フジテレビ
このように、ほぼ全員が元フジテレビの局アナ出身というからビックリです。
フジテレビとしても、人気や実績のあるアナウンサーを関連事務所へ所属させたいという思いがあるのでしょう。
②アナウンサー以外の仕事もしている?
八木亜希子アナウンサーは、フジテレビ時代はさまざまなジャンルの番組に出演し1990年代を代表するアナウンサーでした。
ですが、フォニックスへ移籍後はアナウンサー業に留まらず、タレントや女優としても活躍しています。
2001年に公開された映画『みんなのいえ』では、日本アカデミー新人俳優賞を受賞しており、女優顔負けの演技で評判になっていました。
アナウンサーだけでなく、他局の番組やCM、はたまた女優など自分のやりたいことを優先してくれる事務所と言えるのかもしれませんね。
オーディションはやってるの?
残念ながら現在はフリーアナウンサーの募集は行っていないようです。
フリーアナウンサーというと、タレント的なイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、フォニックスは元局アナの移籍先としての側面が強いため、新人アナウンサーの募集は行っていないのかもしれません。
フォニックスは元局アナから転身した華々しい実績のある方たちばかりです。
事務所の意向は新人を起用して幅広くというわけではなく、土台を据えて今いるフリーアナウンサーでやっていく、という方針なのかもしれないですね。
ここからは、フリーアナウンサー を募集している事務所をオーディション内容とともに2つご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
株式会社ライムライト
株式会社ライムライトは、女性のみのキャスター・リポーター事務所でキャスター業に特化した事務所です。
そんなライムライトでは、18歳〜33歳までの女性フリーアナウンサー を募集しています。
オーディションの応募は公式HPからとなります。
オーディションの流れは以下のとおり。
- 一次審査:書類選考
- 二次審査:面接
面接は一度のみですので、しっかりと対策をして面接に臨みましょうね!
未経験からプロになった人が半数以上いるところも魅力のひとつなんです。
たとえば、もと航空会社のグランドアテンダントから地方アナウンサーを経てライムライトへ転職した方も。
ライムライトは、厳しい世界の中でもチャレンジ精神のあるやる気ある人を求めているようです。
スターダストプロモーション制作3部
スターダストプロモーションと言えば女優や俳優のイメージが強いかもしれませんが、実はアナウンサーやキャスターも多数所属しているんです。
そんなスターダストプロモーション制作3部が、現在キャスターオーディションを実施しています(2023年1月21日現在)
求める人物像はこちら。
- ことばで伝えることに興味がある人
- 話すことが好きな人
- 地方局のアナウンサーやレポーター経験がある人
- アナウンス学校に通っていた人
- 話すこと・ことばで伝えることに意欲がある人、経験がある人
アナウンサー未経験の場合でも、所属後に実践的なアナウンサー講義を無料で受講することができるのも魅力のひとつ。
制作3部所属の(左から)中川大志・北川景子・大島由香里。
アナウンサー・キャスターの経験が無い場合でも、所属後、実践的なアナウンサー講義を無料で受講することが可能。
現在の所属者はそれぞれ、レポートの仕事、原稿を読む仕事など様々な分野で活動を行っている。総合芸能プロダクションのスターダストだからこそ、テレビCMやバラエティ番組を含む幅広いジャンルで仕事ができるメリットもある。
応募条件は18歳〜27歳で性別は問わないとのこと。
オーディションの流れは以下のとおり。
- 一次審査:書類選考
- 二次審査:面接
一次審査は書類選考となり、送られた履歴書をもとに書類選考を行います。
二次審査は面接で、こちらもライムライトと同様、面接は1回のみとなります。
審査のポイントは、
- 話し方(わかりやすく人に伝えられるか)
- 明るくて元気があるか
また、先ほどのライムライトでも述べましたが、アナウンサーは厳しい世界なのでメンタルが強く、何ごとにもチャレンジしたい!というやる気があるかどうかが見られるようです。
フォニックスの応募倍率について
現在フォニックスはオーディションを行っていないので、残念ながら倍率もわかりません。
そこで、関連のあるオーディションの倍率を調べてみたのでぜひ参考にしてみてください。
2022年に開催された『第2回学生アナウンス大賞』には、述べ1,300人もの学生が応募しました。
この時の受賞者は4名。倍率は325倍にもなります。
また、フリーアナウンサーが多数所属する関連会社のセント・フォースが過去に開催した『セント・フォース オーディションinオリ☆キャス』では、600〜1000人もの応募があり、倍率は約100倍〜200倍とも言われています。
局アナが所属する放送局では書類審査の段階で数千〜数万もの応募があるといいます。
人気のフリーアナウンサーの応募数も年々増えてきているので、倍率が高いことは十分考えられます。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは、
- フォニックスってどんな事務所?評判は?
- オーディションはやってるの?
- オーディションの倍率について
これらについて解説しました。
フォニックスは、元フジテレビのアナウンサーの移籍先の事務所です。
一からフリーアナウンサーを目指す新人アナウンサーが所属することは難しいかもしれません。
ですが、あなたがもしフリーアナウンサーになりたいという夢があるのなら、最初からオーディションに応募するも良し、まずは局アナを経験して人気や実績を得てからフォニックスのような事務所へ移籍するのも良いかもしれませんね。
こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。