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モデルオーディションのカメラテストとは?審査基準も説明します

モデルオーディションの審査を通過したんだけど、次はカメラテストがあるんだ。
カメラテストって何をするんだろう…?
審査通過おめでとうございます!
カメラテストといわれても、どんな事をするのかよく分からなくて不安になってしまいますよね。

安心してください。
これからカメラテストについてお話していきますね。

ここでは、カメラテストとはなにか、審査基準はどういったものかをお話していきます。

モデルオーディションのカメラテストとは?


カメラテストという言葉でなんとなくイメージは湧くかもしれませんね。
ここでは、モデルオーディションのカメラテストがどんなものかお話していきます。

モデルオーディションのカメラテストは、プロのカメラマンの前で実際に撮影をすることです。

撮影の流れをまとめますと…。

  1. プロのヘアメイクがプロのモデルのようにヘアメイクをしてくれる
  2. 本格的なカメラとスタジオでポージングを行い、プロのカメラマンによって撮影される
  3. 審査員が撮影した写真を見て審査する

このような流れになります。

 

実際にカメラテストを受けた方の声をご紹介しますね。

カメラテストは、本格的なスタジオでプロのヘアメイクさん、プロのカメラマンさんがついてくれるので、緊張度も高いです。

いいポージングやいい表情ができているかなどを見られるみたいですね。

カメラテストってプロのモデルさんと同じ条件での撮影になるんだね。
はい。もし、個人でヘアメイクとなると上手い下手で差が出てしまうのもあるからでしょうね。
続いて、審査基準についてお話していきますね。

カメラテストの審査基準は?

カメラテストの審査基準は、以下の3点になります。

カメラテストの審査基準
  • カメラ写りはどうか
  • 表情の作り方はどうか
  • 目線がカメラにきちんと向けられているか

そしてモデルという仕事は他人に見られる仕事なので、容姿を一番審査されます。
しかし、容姿なら可愛いければオーディションを通過出来るのかといわれるとそうではないのです。

実際のモデルを思い出してみてください。
顔だけではなくモデルのスタイルの良さや、足が長くきれいなところなど全体像を見ますよね?
よって単に可愛いというだけでなく、全体的な体のバランスや顔や足に歪みが無いかも審査対象になります。

顔や足の歪みってどういうことなの?
では、次は審査で見られている顔の歪みと足の歪みについてお話しますね。

モデルのカメラテストで見られるポイントとは?

モデルのカメラテストでは、全身のバランスや歪みがないかも見られます。
ここでは、特に重視される顔の歪みと足の歪みについて、お話していきます。

顔の歪みと足の歪み、1つずつお話していきますね。

表情から見る顔の歪みとは?

審査員は、表情の上手さの他に輪郭や顔の歪みを確認しています。
普段の表情からでは確認できない部分も、表情を変えることによって頬骨が歪んで見えるなどの歪みが見えてくる場合があります。
ですので、審査員は表情の上手さの他にも顔の歪みを確認しているのです。

普段、頬骨をついたりしていると頬骨が歪んだりしてしまっている可能性がありますので、気になる方は歪みを治しておきましょう。

足の歪みとは?

足の歪みといえば、O脚が思いつくのではないでしょうか。
O脚とは足を揃えて立った時に両膝がくっつかず、隙間がOのように空いてしまう状態の足のことです。

ちなみに足を揃えて立った時に、太股の付け根・ひざ・ふくらはぎ・内くるぶしの4つがくっついている状態である足が歪みのない足だといえます。
どれか1つでもくっついていない状態であればO脚になってしまいます。

O脚になってしまう原因は、以下の4点になります。

O脚になってしまう原因
  • 立ち方や歩き方の癖がある
  • 足を組む癖がある
  • 姿勢が悪い
  • 運動不足

普段から気をつけていれば大丈夫なものばかりですよね?
O脚かも…と思ったら、歩き方や姿勢を正して少しずつ矯正していきましょう。

ひどいO脚の場合はカイロプラティックなどの整骨院で矯正してもらいましょうね。

顔や足の歪みについてはわかった!…じゃあ、服装はどんなものがいいのかな?
では、次はカメラテストの服装は何を着ればいいのかをお話しますね

カメラテストの服装は何を着ればいいの?

服装は指定される場合と、自由な場合があります。
または指定と自由の両方が行われることも。

指定と自由の服装について1つずつ説明していきますね。

オーディションから指定される服装とは?

モデルオーディションが指定した場合、短パンと白のTシャツを指定されることが多いです。
なぜ短パンと白のTシャツなのかというと、シンプルな姿にすることで2つの判断が出来るからです。

2つの判断は以下の通りです。

  • 似合う・似合わないの差が出ない
  • 手足の長さや全体的なバランスを確認しやすい
1つずつ説明していきますね。

似合う、似合わないの差が出ない

どういうことかといいますと、たとえば指定された衣装があったとします。
花柄だとしましょう。
花柄が似合う人、合わなくて花柄が浮いてしまう人と出てきてしまいますよね。
その似合う・似合わないで審査の基準に差が出てしまわないように、短パンと白のTシャツを指定されることが多いのです。

手足の長さや全体的なバランスを確認しやすい

短パンと白のTシャツというシンプルな姿で撮影することにより、手足の露出部分が増え、長さが分かりやすくなるためです。

モデルにとって手足の長さはとても重要です。
特に、足の長さは一般的なモデルの股下比率は47%が基準になってきます。
成人した日本女性の平均股下比率は44%になります。

とはいえ、必ずしも股下比率を満たしていなければならないというわけではありませんので安心してくださいね。

また、露出部分が増えた事で手足の長さだけでなく、シンプルな服装なため全体的な体のバランスも確認することが出来ます。
股下比率が基準より下回っていても、全体的なバランスで足が長く見えることもあります。

手足の長さと全体的なバランスを確認するために、短パンと白のTシャツの指定をしているのです。

短パンと白のTシャツがよく指定される理由がわかったよ!
じゃあ、自由な服装って言われた場合は何を着ればいいの?
では、次は自由な服装は何を着ればいいかお話していきますね。

自由な服装の場合は何を着ればいいの?

自由な服装で指定された場合は、普段あなたが着慣れていておしゃれだと思う服装や、自分に一番似合っていると思う服装を選びましょう。

ただし、ボディーラインが隠れてはいけません
理由は先ほどお話ししたように、手足の長さと全体的な体のバランスを確認するためです。

よって、ボディーラインが隠れてしまう服装や、手足が隠れてしまう服装は審査の時に不利になりますので避けましょうね。

自由な服装はボディーラインが見えて、手足が見える服を選ぶね!
後は…ポージングの事についても教えてほしいな
任せてください。
では、次はポージングについてお話しますね。

カメラテストのポージングはどうやればいいの?

カメラテストでは、カメラに向かってポージングも行います。
ポージングをやる機会なんてそうそうありませんので、初めてでどうしたらいいかわからない…と思われるかもしれませんね。

そこで、自宅でできるポージング練習を紹介します。

3つの練習方法をお話しますね。

ポージングの基本は正しい姿勢から!

ポージングの練習で、まず基本になるのは正しい姿勢を習慣化させることです。
正しい姿勢を常に保つことができて、初めて様々なポージングを行うことができるのです。
ですので、正しい姿勢をまずは覚えましょう。

正しい姿勢
  • 背筋をぐっと伸ばし、胸を張る
  • お腹をできるだけ引っ込め、胸を張ったままの状態を保つ
  • 軽めに顎を引き、まっすぐの位置に視線を向ける

この3点が正しい姿勢になります。

普段から正しい姿勢を意識して行っていれば、自然にできるようになってきます。
意識しすぎて肩や腕の力も入りがちですが、力が入っていると正しい姿勢を行っていてもこわばって不自然に見えてしまいます。
ですので、できるだけ肩や腕の力は抜いてくださいね。

顔を小さく見せるための遠近法を練習をしよう!

モデルのポージングは、バランスのとれたスタイルをアピールできるかも大事なポイントです。
まずは顔を小さく見せるための遠近法の練習をしましょう。

顔を小さく見せるためには、顎を引いた状態を保つことです。
顎を引くことによって、カメラからわずかですが距離が離れますよね?
それが遠近法になるのです。

また、顎を引いた状態で立っている人と、そのままの状態で立っている人。
見比べてみると、そのままの状態の人の方が顔が大きく見えてしまいます。
顎を引いたことによるわずかな距離が遠近法になり、顔の大きさが変わって見えるのです。

ですので、ぜひ遠近法を練習して、常に顎を引いた状態を保てるようにしましょう。

雑誌やプロのモデルの写真を見ながら、ポージングを真似て練習してみよう!

基本と遠近法の練習をとりいれながら、実際に好きな雑誌やプロモデルの写真を見ながらポージングを真似て練習してみましょう。
練習するときは、姿見鏡の前で自分の姿を見ながら行ってくださいね。

顔の向きや手の指先、足の爪先まで真似てみるとプロのモデルがどんな風にポージングを行っているかが分かるようになります。
様々なポージング真似て練習し、ポージングに慣れていきましょうね。

最後に、カメラテストが始まる前や、終わった後の挨拶も重要だという事をお話しますね。
こちらの話は、参考程度に聞いてください。

カメラテストが始まる前や、終わった後の挨拶も重要!


カメラテストが始まる前に待機している間、スタッフやカメラマンと会ったら「今日はよろしくお願いします」ときちんと一礼をして挨拶をしましょう。
もちろん、カメラテストが終わった後も「ありがとうございました」と一礼をして挨拶をしましょうね。

というのは、モデルの仕事というのは1人で行うものではなく、スタッフやカメラマンの協力があってこその仕事です。
協力をしてくれる人たちに挨拶をするのは当たり前ですよね。

仮に「カメラテストだから別にいいでしょ」なんて思って礼儀を欠いたり挨拶をしなかったとすれば、スタッフやカメラマンからの心証も悪くなってしまいます。
となると、自ずと審査員からの心証も悪くなってしまいますよね。

また、モデルの仕事を始めとする芸能界は礼儀をとても大切にしていて、人柄も見られています。
挨拶や礼儀を欠いた事でスタッフやカメラマンからの心証が悪くなってしまうと、その話は業界に瞬く間に広まってしまいます。
結果、モデルとして仕事をしたくても、仕事がもらえなくなる…といった状況になってしまいます。

そうなってしまっては嫌ですよね?

ですので、カメラテストの時だけでなく、始まる前や終わった後もきちんと一礼をして挨拶と礼儀を大切にしてくださいね。

まとめ

  • モデルオーディションのカメラテストとは?
  • カメラテストの審査基準は?
  • モデルのカメラテストで見られるポイントとは?
  • カメラテストの服装は何を着ればいいの?
  • カメラテストのポージングはどうやればいいの?
  • カメラテストが始まる前や、終わった後の挨拶も重要!

以上6つをお話しました。
カメラテストとはどんな事をするのか、審査の基準や疑問に思うことをお話しましたが、あなたの疑問の解決にはなっていたでしょうか?

カメラテストの時は緊張してしまうかもしれませんが、笑顔を忘れずに自分の魅力を存分に発揮してくださいね。

応援しています!